トルコ航空で、トルコに発着するすべての旅客機で機内アナウンスを義務化した要件があります。
それはついつい日本人の私達でもやってしまいがちなことを「やめてもらいたい!」というアナウンスです。
せっかちな日本人にはありがちな失態なのかもしれません!
「飛行機が滑走路についた時点で、荷物を降ろし始める…」
シートベルトを取ってしまって、立ち上がり、荷物を降ろし始める…こんな姿はかなりの確率で見たことがあると思います。
↑ トルコ航空の飛行機…
特に人がこの瞬間に焦ってしまう理由が深刻な場合もあるからです。
次の乗り継ぎ便の飛行機の出発までの時間が1時間しかない…
こんな場合は心の中ではかなり焦っています…。
「一番に飛行機から出たい!」と思うのはある意味当然ですね!
飛行機が遅延することも多いのが海外路線ですし、日本人は本当に正確な移動時間に慣れているので焦るのはすごくわかります。
ところが、新たな指針が示されてちょっとドキッとしました。
- 着陸直後にシートベルトの解除
- 頭上の荷物棚の開閉
- 期待停止前に通路をふさぐ行為
これらを行った場合は罰金の可能性もあるということです。
そしてこの「罰金の可能性」を機内アナウンスに盛り込むことをトルコ国内の航空各社に義務付けたのだそうです。
その罰金の金額ですが、最大で約70ドル(日本円で約11,000円)です。
旅行スタート早々にこの罰金はかなり痛いし、帰りだったらかなり憂鬱な気分になりそう。
気持ちの上でも落ち着いた行動を取れる国民であることをちゃんと示していくことは大切ではないかと思います。
↑ 集団だからこそ、一人一人の行動が大事になってきますね…
今はトルコが率先してやっている措置ですが、今後は全航空会社に波及する可能性はあるような気がします。
着陸後の地上走行は安全面でもかなり危険な段階であることを知っておきたいと思います。
壁に激突した韓国ムアン空港での事故もまだ記憶に残っていると思います。
いざという時に通路を塞ぐ行為でもあるので、自分だけの問題ではありませんね!
アメリカでも似たような規則が存在しています。
罰金まで行った例は稀ではありますが、実際に「注意に抵抗」して暴力を…などという場合は即座に逮捕されてしまいます。
↑ 小さな事故はルールを守ることで防げたりします
自分の命と同乗者の命、クルーの命の全てを脅かす行為であるとみなされます。
- 上の棚を開けることで、急な動きによって荷物が飛び出し、他のお客様の頭を直撃する可能性だってあるのです。
- 通路を人や荷物で塞いでしまうことで緊急避難に支障をきたすことも考えられます。
飛行機がしっかり停止してからやればいいこと…。
せっかちな方は気を付けてくださいね!
乗り継ぎ便を手配している場合は、時間に余裕をもって選んでください。
よく言われているのは最低でも90分は空けておいてください。
ということですが、私は2時間以上だと思ったりすることがあります。
↑ 乗り継便は余裕を持って決めていきましょう!
特に遅延が頻発している路線、航空会社などの場合は、飛行機の到着自体が遅れることが多々あります。
空港で時間を潰すことはそんなに大変か?
その時間を「楽しみ」に変えることも可能だと思っています。
- お土産を見たり
- 食事やcafeの時間をゆったり取ったり
- マッサージや仮眠が出来る施設を利用したり
最近ではインドの事故が本当に映像をみるとかなり衝撃的で、これから飛行機に乗るのでちょっとビビっております。
離陸しようと上を向いているのに、機体はどんどん下がっていき…怖すぎます。
ラメシュさんというインド人の生存が確認されたという嬉しいニュースがありましたが、彼が座っていた座席について分かってきたことがあります。
↑ インドの旅客機墜落で204人の遺体収容 地元警察 写真3枚 国際ニュース:AFPBB Newsより引用させていただきました
彼の座席は非常口列、飛行機の左翼のすぐ前に位置していました。
主翼のスパー(翼桁)が下を通っており、航空機が地面に激突する際には強固な部分であることは確かですが、その上にある座席まで…となるとやはり奇跡としか言えないようです。
少しでも乗客の私達が守らなければならないルールがあるのなら、しっかり守って快適な空の旅をしたいものですね(#^^#)