韓国ソウルの漢江でドローンタクシーの試験的飛行が公開されました。
この試験飛行は、ソウル市と国土交通部が共同で行ったイベントでした。
プロペラをモーターで回してドローンのように垂直に着離陸するというのですが、無人だったのでしょうか?
↑ https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201111/k10012706371000.htmlより引用させていただきました
機体は2人乗りで、今回の試験飛行では人は乗せませんでした。
代わりに載せたのは20kgの米袋4つだったのです。
ソウル市としては準備の段階では、ドローンに実際に1人か2人を乗せて飛行する案を進めていました。
ところが、イベントの1週間前になって国土交通部から人を乗せてはダメだというお達しがあったようです。
- 風などの気象上の問題
- ソウルの都心地であるという問題
この2つの懸念が上がったと言うことでした。
飛行時間は約10分程でした。
漢江は確かにソウルのど真ん中を流れる川なので、近くには高層のマンションや商業施設もあり、安全面を考えるとごもっともな感じはします。
↑ 漢江はとっても幅広い大きな川です
この日に飛ばした機体は中国企業の機体「EH216」という機体でしたが、韓国は独自の機体の開発も進めています。
韓国では有名な、ヒョンデ(現代)自動車がアメリカのライドシェア大手のウーバーと協力して開発を進めているのです。
韓国政府は2025年の商用サービスに向けて、各企業の開発を国を挙げて支援していく方針だと言います。
空を飛ぶのには管制などの分野の統制も必要となってきますよね。
開発中の「Kドローンシステム」というのは、多数のドローンの安全運航を支援する管制システムとして注目されています。
- 操縦士が乗らない機体に乗るお客さんってどんな気持ちなんだろう…
- 料金は幾らぐらいに設定されるんだろう…
- その停留所?(駐車場)はどこに幾つ位作るのだろう…
- 韓国で成功すれば、東京なども便乗するのだろうか…
- 地球温暖化の問題には影響はないのだろうか…
- 信号みたいなものは必要ないのだろうか…
色々な疑問が次々と湧いて来ちゃいます!( *´艸`)
↑ ドローンはカメラだけのものでは無くなりそうですね…
実用化されれば、空港からソウル市内までの間に頻繁に見られた渋滞緩和にもなると期待されているようです。
新たな制度の運用まで5年しかないということは、コロナ下でどんな企業がどんな開発を押し進めていくのかが注目されますね。
良く見る未来の想像図には、必ず「空飛ぶ車」が飛び交っています。
↑ https://www.wowkorea.jp/news/korea/2020/1111/10276927.htmlより引用させていただきました
車の会社が創り出す空飛ぶタクシーが、実際の都会の上空を飛び交うことになったとしたら、あっという間に世界中がそんな風になっていくような気もしますね。
そんな「未来予想図」←ウタジャナイヨ も決して「夢物語」ではなくなってきているんだと思うと、不思議な感じがします。
昭和30年代後半生まれの私にとっては、空飛ぶ車を見て死ぬことが現実に起こるとは夢にも思いませんでした。
ヘリコプター型から自動車型に姿を変え、プロペラもうんと小さくなりそうな気がしますよね?
真上に飛び、真下に停まる。
- 滑走路のような余分な助走は必要ないということですよね。
- 特別な燃料も必要ない訳ですよね。
- 客は何も触らなくていいんですよね。
おそらく一生乗ることは無いのだろうとは思いますが、携帯電話に次いで新たな未来への大きな進歩ではないでしょうか。
日産自動車やトヨタ自動車が、空飛ぶ車の開発にしのぎを削る日もそんなに遠くないのかもしれません。
パラシュート避難なんてあったら…やっぱりめちゃくちゃ怖いです!(笑)