今日は私の大好きな「飛行機」のお話です。
長時間エコノミーで移動することしか出来ない懐事情なので、豪勢な飛行機旅は経験したことがありません。
なので実際のファーストクラスは覗いたことがあるだけで、座ってみたりしたこともありません。
ちょっと余談になるのですが、ファーストクラスを通ってエコノミークラスに行った乗客とエコノミークラスに直接入った乗客とでは「機内で怒ったり暴れたりする確立」が全然違うというデータがあるんです。
それはちょっと分かるような気がします。
「見せつけられた」ような気分になるのだと思います。
ファーストクラスとエコノミークラスの両方が存在する機内に入った乗客の方がエコノミークラスで2.8倍、ファーストクラスでは12倍も暴れる確立が高いんだそうです。
↑ https://wondertrip.jp/1017157/より引用させていただきました
こんな座席を見ちゃってからのエコノミーに移動となれば…うーん…
人間は、「貧富の差」を意識することでこんなにも態度が変わるということなんですね。
ちょっと悲しいデータだと思います。
- エコノミークラスの乗客は貧富の差を感じて苛立つ
- ファーストクラスの乗客は自分が上だという傲慢さが出る
ということらしいですが、そんな風になるなら「ファーストクラス」なんかいらないと思ってしまいます(;´Д`)
それとは直接関係はないのですが、最近では「スーパービジネス・ミニスイート」という種類が主流になるのでは?と言われています。
カタール航空のプライベートスイート「Qsuite」は2017年に登場しました。
↑ https://www.cnn.co.jp/travel/35179677.htmlより引用させていただきました
位置づけとしてはファーストクラスではなく、ビジネスクラスということです。
通常のビジネスクラスよりも広く、プライベートな空間を作り出すためのドアを備えています。
かと言って凄く贅沢な雰囲気を売りにしている訳では決してないということなんです。
スーパービジネスとは、ファーストクラスの快適さにビジネスクラスの機能性を兼ね備えたこれからの新形態なので、様々な航空会社が取り入れていくことになるでしょう。
お値段もビジネスクラス並みに抑えているというのは、利用客にとっては嬉しい限りです。
どんな仕様かというと、
- フルフラットのシート
- プライベート確保のドア
- 快適な作業スペース
- ワイヤレス充電
- エンタメの大き目なモニター用スペース
- 全席が通路に出られる
など、本当にホテルで言えばスイートに匹敵するサービスだと思います。
↑ https://www.cnn.co.jp/travel/35179677.htmlより引用させていただきました
ドアの高さは座れば頭が出るけど、寝ちゃえばプライベートな空間が保てるという優れものです。
これまでは、ドアがある仕様はファーストクラスに限られていました。
それがビジネスクラスになるとお値段がお安い上に、機能的でコンパクトながらプライベート感もあるという素晴らしい空間が出来上がっています。
そうなれば、各社が導入する傾向は安易に想像出来ます。
↑ さすがはカタール航空ですね!
コロナの影響もあって、レジャーが日常から遠のいてしまいました。
そうなると、日常が戻って来たその日から、旅行者は移動手段に「快適性」を求めるのは当然と言えば当然ですね。
↑ https://www.cnn.co.jp/travel/35179677-2.htmlより引用させていただきました
これはかなり快適そうですね(^^)/
航空業界が注目しているのはそういう部分で、過剰な贅沢空間であるファーストクラスではなく、これからは「コンパクトで居心地の良い空間」を求めるお客様のニーズに応えることだと言うことです。
そんな「控えめな欲求」に応えられる航空会社が、今後は回復力を発揮し、躍進していくのではないでしょうか。
元々縁がない「ファーストクラス」は無くなっちゃっても全然問題ありません(笑)
それよりエコノミークラスの前後スペースがもう少し広めになってくれたらと、そちらを強く要望したいです(^^)/
いやぁ…エコノミーで充分なんで、海外へ行きたいって痛切に感じております(^^;)