水曜日は皆さんもご存知の映画館はレディースデイなので、月に1・2度は一人で映画に行っちゃいます。
皮膚科が夕方だったので、午前中から出て「アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド」を観てきました。
ベルリンのペルガモン博物館で、楔形文字の研究に没頭している学者アルマは離婚してからは一人で暮らしていました。
彼女はある実験を引き受けます。
その実験とは「アルマを幸せにする」という使命だけを持ったアンドロイドのトムと3週間のお試し期間を一緒に過ごすということでした。
↑ https://imyourman-movie.com/より引用させていただきました
最初にトムに対して彼女が投げかけた質問の中にこの主題があるんだと思います。
「世の中で一番悲しい事は?」
「独りで死ぬこと」
トムの答えにアルマはかなりドキッとしたはずです。
アルマは80歳を超えた父の介護も週一ですが、妹と一緒に熟していました。
父は独りで暮らし、アルツハイマーも発症し、アルマの目から見たらきっと自分の将来を重ねてしまったのでしょう。
トムとはいったいどんなアンドロイドなのでしょうか?!
全ドイツ人女性の恋愛データを学習し、アルマの性格とニーズに完璧に応えられるようプログラムされた高性能AIだったのです。
- 紳士的でいちいち優しい
- ロボットならではの知能の高さ
- データを知り尽くしているが故の女性に対する言動
そんなトムをアルマは、酔った勢いで、
↑ https://togetter.com/li/1801170より引用させていただきました
- わざと怒らせたりします
- ベッドに誘ったりします
- 強引さを求めたりします
最初はトムの全てが疎ましく、面倒に感じていたアルマでしたが、3日目位から感情が変わっていきます。
一緒にいることで徐々に「意義」を見出して行くという感じが伝わってきます。
誰かといることはそれだけで楽しいかと言えばそうではないですよね?!
本当に居心地の良い相手はそんなにいるものではありません。
アルマは葛藤します。
3週間が終わる頃には彼を求めている自分に気づきながらも、「工場にでも帰れ!」と追い返してしまいます。
エージェントがやって来て知らされるのは「トムは帰ってきていないわ!」という言葉…。
トムはどこへ行ってしまったのでしょう…(;´Д`)
この映画は考えさせられることが詰め込まれていました。
- 相手が人間でなくても愛し続けることが出来るのか?!
- AIは意思や思考を変えたり、自分で考えて行動していけるのだろうか
- 孤独死を防ぐために世界ではこんなAIの研究が実際に進められているのだろうか
辛さや虚しさも当然あるのですが、どこかに優しさや暖かさもある映画でした。
とんでもない人間と共に暮らすのなら、私もトムのような相手の気持ちを考えられるAIと暮らした方が幸せかもしれないと考えてしまいました。
ランチは毎年冬に一度は食べたくなる三国一の「鍋焼きうどん」を食べてから病院へ向かいました。
↑ 薄味ですが、ついつい一味をいっぱい入れちゃうのです(;´Д`)
三国一については以前ブログで記事にしていますのでそちらを貼らせていただきます。
↓ 三国一の鍋焼きうどんの記事はこちら
病院までに30分ほど時間が余ったので、新宿オカダヤで毛糸を買って帰りました。
今はマフラーを1つ編んでいるのですが、もう1本編みたいと思っているのでそれを選んできました。
近々記事にしてみようと思いますが、本当に素人の編み物です…期待しないでください(笑)
↑ 新宿で手芸店といったら品揃えとかも一番の「オカダヤ」ですね!
↑ そんなに広くはありませんが、毛糸は探しやすいです
なんども「失敗してはそこへ戻る」を繰り返しています(;^_^A
私は基本的に不器用で、「手作り」は嫌いじゃないけど得意じゃありません。
昔編んでいた頃を思い出しながら練習から編み始めましたが、かなり忘れてしまっていました。
昨年亡くなった母が教えてくれた編み物なので、なんとかこの冬は頑張ってみたいと思いますm(__)m