電車で痴漢にあう主人公の女性が犯人を勘違いするところからスタートします。
とんでもないのは、彼女は痴漢本人に通報するように命じてしまうのです。
敏腕検事のジウク(チ・チャンウク)の元で、司法の修行をすることになった女性ウン・ボンヒ(ナム・ジヒョン)でした。
彼女こそがその痴漢に遭った女性で、痴漢と間違われたのがジウクでした。
しかし出会ってまもなく、浮気をしていたボンヒの元カレが彼女の部屋で殺害されました。
このことで男は「検事」で、女は「被疑者」という関係になってしまいます。
元カレの父親は地方検察庁地検長で、もの凄く怖い威圧的な人物です。
ボンヒを犯人だと決めつけ、彼女の部屋に証拠のナイフを隠したりもします。
法の番人でありながら、法を欺くような私が一番苦手な種類の人物でした。
当然殺していないことを主張するボンヒでしたが、ジウクも検事でありながらも知り合いということで彼女を助けるような形になります。
真犯人を見つけること以外に、彼女の無罪を証明することは出来ません。
ジウクは検察を辞めさせられて、自分で弁護士事務所を開きます。
↑ https://coneru-web.com/suspiciouspartner/より引用させていただきました
そこでボンヒを雇い、ジウクの周りには腐れ縁のような友人チ・ウニョク(チェ・テジュン)や彼の育ての親であるピョン代表(イ・ドクファ)やパン係長(チャン。ヒョクジン)なども一緒にチームで仕事をすることになります。
↑ https://tv.eiga.com/series/Suspicious_Partner/より引用させていただきました
なんてカッコいい検事なんでしょう…(^^;)
彼らの元に舞い込んできた大きな事件。
殺人を疑われている被疑者チョン・ヒョンス(ドンハ)がボンヒを指名して弁護の依頼をしてきました。
「無実の罪で裁判に勝った弁護士」ということでの指名でした。
ところが、このヒョンスは実は無実なんかではなく…ジウク達は犯人を無罪にして世に放つことになってしまいます。
ここに様々な真実と人間模様が絡み合うのです。
- ボンヒの元カレを殺したのは誰なのか…
- ボンヒの父は放火の罪を背負ったまま死んでしまいましたが、そこにあった真実は…
- ウヨクの父は火事の中で死んでしまったのですが、幼かったウヨクがみたものは…
- ジウクの元カノはウニョクに愛されていて…
- ボンヒの元カレの浮気相手も検事になっていて…
- 互いの母親の確執はいかに…
書いてみると本当にややこしい感じですが、観てる分にはすんなり入ってくる人間関係です。
そんなに登場人物がとっ散らかってはいないので、直ぐに慣れると思います。
↑ https://39mag.benesse.ne.jp/lifestyle/content/?id=106650より引用させていただきました
犯人が捕まらない限り、いつ現れるかわからない怖さが中盤過ぎるまでずっと気になります。
犯人が自由の身というのはこんなにも怖いものなのです…。
↑ いつ出てくるのか…どこに現れるのかわからない犯人…
主人公のウヨクも刺されてしまうし、パン係長も刺されてしまうしで…本当に息つく間もありません。
最終話だけはその反動のように、平坦で幸せな日常が流れていくのですが、そっちの方が違和感があるような感じです。
幸せな時間がつまらなくさえ思えてくるところが、韓ドラの罪!(笑)
ハッピーエンドならいいのか?
このドラマは過程を楽しむドラマだと思いました。
運命とは男と女を「遭わせるべくして出会わせた!」ということをドラマ化したとも言えるのではないでしょうか。
↑ https://tv.eiga.com/series/Suspicious_Partner/より引用させていただきました
過去の全てをクリアにして付き合えるものなのでしょうか…。
何度もすれ違う男女に苛立ち、それでも応援してしまいます。
このドラマは2つの恋と一人の失恋を見守るような感じで進んでいきます。
そして、この犯人の心情にちょっと同情してしまう部分もありました。
元々弱い人間だったから、ここまでの犯罪を繰り返す人間になってしまったのではないかという点が明らかになります。
その裁判のシーンが私は一番面白いと感じました。
- 検事は犯人を追い詰める仕事
- 弁護士は犯人の罪を軽くする仕事
正反対の仕事が1つの「司法の形」という見方が出来る作品でもありました。
30話ととても長いドラマでしたが、そこまで長くは感じませんでした。
主人も犯人とか刑事とかが出てくるドラマが好きなので、楽しめたみたいです。
↑ https://woman.excite.co.jp/article/lifestyle/rid_Cinemacafe_56199/
より引用させていただきました
なんとも笑顔が素敵な2人のイケメン…
イケメン2人に囲まれてお仕事をするボンヒがとっても羨ましい( ´∀` )
こんな職場なら、きっといつも以上の力を発揮できそうです(笑)
「不潔だけどかわいい!」そんな風にウヨクがボンヒを褒めるシーンが何度か出てきます。
だけどボンヒ役のナム・ジヒョンさん、とっても可愛かったです!!
髪や服がボロボロでも可愛い!
そんな風に生まれてきたかったなぁ~(^^;)