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なるおばさんの旅日記

日頃のお出かけを含めた旅の日記

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韓ドラ49本目は「無人島のディーバ」家族とは何なのかを考えてしまいます

無人島のディーバ」はかなり色々な方のブログで拝見していたので、とても楽しみにしていました。

 

題名から無人島生活の苦労などもかなり時間を割いているのかな?と思っていましたが回想するシーンで出てくる感じでした。

 

 

結論から言いますと、

 

  • 芸能ネタあり
  • 無人島生活あり
  • 恋愛あり
  • 家族愛あり

 

の素敵なドラマでした。

 

だけど一番考えさせられたのは「家族」とは何なのか…ということです。

中学生だったソ・モクハ(パク・ウンビンとイ・レ)の夢は大好きな歌手ユン・ランジュ(キム・日ジョン)に会うことでした。

 

そして歌が大好きだったモクハは、将来歌手になることもその先にある大きな夢でした。

 

映像を撮ることで協力してくれたのがチョン・ギホ(チェ・ジョンヒョブとムン・ウジン)でした。

最初はモクハのことを恵まれた子だと勘違いして能天気な奴だと思っていましたが、彼女の生活の一旦を知り、歌の上手さを知っていくうちに彼女を応援するようになっていきます。

 

二人の共通点は「父親の暴力に耐えている」ということでした。

 

  • モクハは父と2人きりの生活
  • ギホは父母と兄の4人の生活

 

家族構成は違っても、2人は恐ろしいそれぞれの父親の暴力に耐えて暮らしていたのです。

モクハは歌っている映像をユン・ランジュの事務所が開催していたオーディションに送り、見事に選ばれるのですが、ソウルまで行くフェリーで父に見つかり船から落ちてしまいます。

 

https://danmee.jp/wp-content/uploads/2023/11/korean-drama-Castaway-Diva-monn-woo-jin-7.png

↑ https://danmee.jp/knews/koreandrama/koreanactor-topic-512/より引用させていただきました

中学時代のお2人も凄く可愛かった!

 

そこまでの段取りを全て整えてくれたのがギホでした。

 

父も彼女を捕まえようと海に飛び込み、モクハだけが無人島に漂着するのです。

父は遺体となって同じ島に打ち上げられます。

そうして一番怖かった父から開放されたモクハですが、無人島生活は15年も続きます。

 

https://images.microcms-assets.io/assets/d247fcc9b85b413caf66458586629de0/aa0444858f91484587cd9a440f6c8812/%E7%84%A1%E4%BA%BA%E5%B3%B6%E3%81%AE%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%90%E2%91%A4.jpg?w=1400&q=10&fm=webp

↑ https://hitocinema.mainichi.jp/article/phfc548u_5zより引用させていただきました

 

ギホの母親は暴力を振るう夫から逃げるように、逃走を手伝ってくれた市の職員とともにソウルへと逃げるのです。

 

二人の子供も上手く落ち合って他人の戸籍を使って一緒に暮らせるようにしてくれた職員を父として4人は家族となっています。

 

  • どうやってギホはモクハと出会えたのか
  • 落ちぶれてしまったランジュとモクハの関係は?
  • 別の名前を持った兄弟はどう生きているのか
  • モクハは歌手になれたのか
  • ギホの父は家族を探してどんな行動を起こすのか

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↑ https://hitocinema.mainichi.jp/films-info/hxhpi858jq/photo/7より引用させていただきました

ずっとランジュさんのファンでいたなんて…15年もの間ですよ!

 

この辺りが全て見どころなのでここでは書きませんが、もの凄いスケールのドラマになっています。

 

  • 暴力を振うような父親でも「家族」として認められるのか
  • 助けてくれた人が父親となった「家族」でも絆はどこまで強くなれるのか

この「家族というテーマ」

 

https://www.koari.net/wp-content/uploads/2023/10/diva1016-4.png

↑ 大人になったギホは「ボゴル」と名乗っていました

 

  • 売れなくなったユン・ランジュは自分の熱烈なファンをどう受け入れるのか
  • ランジュをずっと応援し続けたモクハは彼女を超えていくことを意識しているのか

この「歌手としての人生というテーマ」

 

https://bongona.jp/wp-content/uploads/2023/09/%E3%83%91%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%93%E3%83%B3%E4%B8%BB%E6%BC%94%E3%81%AE%E6%96%B0%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%9E%E3%80%8C%E7%84%A1%E4%BA%BA%E5%B3%B6%E3%81%AE%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%90%E3%80%8D%E3%83%9D%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%81%A8%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%AB%E5%85%AC%E9%96%8B-4.jpg

↑ https://bongona.jp/10550/より引用させていただきました

 

両方のテーマが絶妙なバランスで散りばめられていて、壮大な映画のようなドラマになっています。

 

https://kankoku-drama.com/files/rcms_conv_webp/files/user/2023111511130987654321.jpg_1700014675.webp?v=1700019654

↑ https://kankoku-drama.com/news_topic/id=19501より引用させていただきました

兄弟もイケメンになっちゃって…(ノ´∀`*) 

 

どちらのテーマも凄く考えさせられました。

 

養女として育った自分の人生とも重ね合わせる部分もあり、芸能を仕事にしている子供達とも重ね合わせる部分もあって、心に残るドラマでした。

主役のパク・ウンビンさんは「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」自閉スペクトラム症の弁護士さんを演じ、そちらも凄く心に残っています。

 

可愛らしいし、素敵な声の持ち主です!

 

これからも色々なドラマや映画でご活躍されるのを楽しみにしています(#^^#)

 

↑ こんなシーンが実際にあります…

韓ドラは常に社会問題をテーマに入れ込んだ作品が多いと感じています。

 

韓国に行って観光しているだけでは、深部には触れることは出来ませんが、家長である父親の性格が家族の幸せを左右しているのではないのかな…ということは家族連れを見ているとわかったりします。

現代の日本よりも「父親の尊厳」のようなものを守ろうとしている父親が多いかも…とも感じます。

いずれにしても「暴力」があっては絶対にいけません!!

 

笑顔が多くて暖かい家庭がどんなに有難いものなのか…をしっかり感じられるドラマでした(#^^#)