今回の台湾では明らかに「食中毒」というような症状にA君がなって、原因を色々模索した中で色々な実例を知ることが出来たので共有したいです。
これらは去年訪問したベトナム、これから予定しているカンボジアやタイなどの東南アジアでも有効な知識です。
アジアへご旅行予定の方はチェックしてみて欲しいですm(__)m
体質には個人差がありますが、今回の旅行でちょっとしたことが「食中毒」に繋がるという怖さを味わいました。
1.水
水道水は基本どこのアジアでもNGです!(シンガポールでは飲むことが可能という話もありますが…)
日本ほど安全な水を提供できる国は皆無に近いと思っていた方が良いと思います。
↑ レモンやライムなどが入ったものもあって惹かれるのですが…
安全基準をクリアしていても、水質が合わないだけで十分下痢に繋がったりします。
お店に置かれている「水」を飲まないでください。
飲み物に氷が入っている場合は、スプーンなどで取り出すなどした方が無難です。
特に夏はかき氷にも注意してください。
どんな水をかき氷にしているかが明示されているお店、日本人経営のお店などは比較的安全だと思います。
コンビニなどでペットボトル入りの飲料を購入しますが、その時も硬度などは注意してください。
私達は軟水に慣れています。
市販の水には硬度というものがあって50~180㎖度ぐらいまであるらしいですが、日本人に合うのは軟水です。
50~75位のお水が口に合うので軟水を選んで購入してくださいね!
2.ミルク
ラテのように多くのミルクを使うドリンク類は注意が必要です。
生クリームやヨーグルト類にも気を付けてほしいです。
冷蔵庫から離れた場所にミルクを置いている可能性も否定できません。
↑ ミルクと氷のダブルで危なかったりします(^^;)
タピオカミルクティーなどもミルクティーの部分の保存状態に依るので、作っている環境やお客さんの回転率をみてから購入してください。
3.卵
どこの国でも卵は安全ではありません。
日本のように滅菌処理した卵を常に口に出来る国は無いと思った方が良いと思います。
↑ こんな感じのお料理も危険なのです…
少しでも火の通りが悪い卵(半熟など)は食べないようにしましょう。
お料理の形態も下調べをし、半熟卵が乗っているようなものは避けた方が無難です。
また、卵をかき混ぜた箸を利用しておかずをつまんで食べたりするだけで食中毒になっているケースが多く見られます。
4.スパイス
アジアにはスパイスが利いたお料理が多く存在します。
日本人の胃腸にはかなりの負担がかかってしまう場合もあるので、スパイス多めのお料理には注意が必要です。
↑ 慣れないものを急激に胃に入れることが怖いのですね…
スパイスは辛いものだけとは限りませんので、あらゆる種類のスパイスも意識してみてください。
量を少なくするために数人でシェアするなど、工夫しながら楽しんでいただきたいと思います。
5.生野菜
日本では居酒屋でも生のキャベツをバリバリいただく!ということが可能ですが、海外ではこちらも危険な場合があります。
野菜は外に置きっぱなしで、水道水で洗ったりしていることが多く、虫などが何度も留まっていたとしても可笑しくありません。
↑ 自由に取れるハーブなどもあるので惹かれますが…
水道水が汚染されている場合もあるので、これはもう原因究明も難しい…。
気温が高いと傷んでしまっている場合もあり、肉などと比べ臭いなどで腐っているかが判別しにくい場合もあります。
生野菜のサラダで食中毒というのもとっても多いのです。
6.魚介類
特に貝には気を付けてください。
海外で大きな生ガキなどに惹かれる場合もあると思いますが、食中毒になる確率がめっちゃ高いのが貝やカニ、海老、タコという順番になっています。
↑ めちゃ惹かれますよね…(^^;)
魚介類を生で食べる場合には、かなりお店を選んだ方が良さそうです。
高級店と言う基準よりは、人気店で回転率が高いお店を選んでください。
次々に提供されているお店の食材は腐るヒマがないというのが鉄則です。
完全に火が通った食材を選んで食べれば、魚介類も不安なく食べられると思います。
最後にスプーンやフォーク、箸類などが不衛生な場合もあるので、カトラリーを消毒するといい場合もあります。
ベトナムでは、ある程度の高級店以外はこの方法を取りました。
「食品用のアルコール除菌」があると簡単にシュッと吹きかけてティッシュでふき取ることも可能です。
小さいボトルに1人一個持ち歩いていたので、ベトナムでは重宝しました。
手の除菌としても結構使いました。
美味しいものを気にせず食べれたらいいのですが、体調不良で遊びに行けなくなる方が私は怖いです。
発症時期によっては帰れなくなったり、数日寝て過ごすことにもなりかねません!
そしてどこの国でも一番重要なことは、
- 「賞を受賞した店に行く」
- 「日本のガイドブックに出てる店に行く」
- 「地元の人の評判の店に行く」
ということだと思います。
行くお店を調べるにあたって、私はブログやYoutubeも参考にします。
それでも落とし穴はあったりします。
今回のA君の体験が本当にラテのミルクだったかはわかりません。
ですが、最低限の知識を持って訪問することで防げることがあるかもしれないと思います。
目標は「元気に帰ってくること」です。
この季節であれば熱中症にも気を付けて、楽しい旅を実現してくださいね(#^^#)