近所のお友達に誘われて行った「サブスタンス」でしたが、かなりグロいのでご注意ください(^^;)
板橋イオンで観てきました。
主演の女優さんはお2人で、
が演じますが、これお二人で一人なんですよ!!
ここが最も重要なポイントなのにここから逸してしまえば、待っているのは「死」なんです(;´Д`)
元人気女優だったエリザベス・スパークルは時代の波には叶わなかったということなのですが、受け持っていたエクササイズの番組も降板させられてしまう。
耐えがたい屈辱と孤独感…。
エリザベスが手を出した薬は「細胞分裂をさせて自分の分身を生み出す」という黄色い薬。
この薬が体内に入ると、背中が割れてもう一人の分身が現れます。
↑ サブスタンス : フォトギャラリー 画像(7) - 映画.comより引用させていただきました
その分身は若くて美しいもう一人の自分「スー」でした。
この薬は7日間で身体を交代し、若い自分と老いていく自分の両方を生きるのです。
細かく定められた栄養剤などのルールもあり、それを守らないと命は保障されていません。
若く美しいスーはスターダムを駆け上って行きます。
スターとして輝いている最高な時間は、既にエリザベスが失った時間でもありました。
↑ サブスタンス : フォトギャラリー 画像(17) - 映画.comより引用させていただきました
ずっとスーでいたいし、スーは自分が活躍し輝く時間を少しでも長引かせようとします。
そしてエリザベスの時間を少しずつ乗っ取っていくのです。
ルッキズム(外見至上主義)の問題も随所で見られますし、撮り方がえげつないところも多しです!
↑ サブスタンス : フォトギャラリー 画像(10) - 映画.comより引用させていただきました
時間を削られたエリザベスの方は、部分的にどんどん老いてしまうのです。
この先どうなっていくのかはこれから観られる方のために書きませんが、相当悲惨な結果へと進んでいくのです。
そもそも「ルッキズム」という流れがある限り、老いは「醜い」に繋がり、若さと美しさは「羨望の的」ということになります。
どんなに大スターとして生きた女優でも、必ず老いはくるし、時代を次の世代に受け渡す時が来ますね…。
そんな自分のルックスを受け入れられなければ、エリザベスのような選択をする女性がいても不思議じゃありません。
女優という職業であれば尚更です!
この薬のルールを忘れてはいけません!
エリザベスとスーは2人で一人なのですから、どちらかを見捨てるようなことをすれば自分もそうなるのです。
そこら辺の駆け引きは互いに別人として相手を見てしまうから生じる矛盾です。
↑ サブスタンス : フォトギャラリー 画像 - 映画.comより引用させていただきました
身体も一人であればルールを侵すなんてことはしないはずです。
「女性と言うのは…」と言われてしまえば、それは間違っていると言えるでしょう。
男性も同じなんだな…と思われる事例が映画でも出てきていますしね…。
↑ サブスタンス : フォトギャラリー 画像(23) - 映画.comより引用させていただきました
終盤に行くにつれてどんどんグロい演出が増えますので、そこは映画館で見ないで家庭で見た方が良いかもしれません。
私は最後が一番気に入りませんでした。
↑ サブスタンス : フォトギャラリー 画像(14) - 映画.comより引用させていただきました
うまく話を持って行けば、もう少し希望があるエンディングになったであろうし、あそこまでグロい見せ方をしないで済んだと思いました。
前半はちょっと期待しただけに、あのエンディングは嫌いでした!
機会があったら是非観てみてください。
夕方から行ったので遅くなってしまい、いつもの東武練馬駅近くのラーメン「松田家」に寄りました。
二人とも「極み鶏ラーメン」にしました!
↓ お店の詳細については過去記事をご覧ください
映画の話をしながら食べたけど、グロすぎてそのシーンを思い出すので途中で旅行の話とかをしていました。
↑ 美味しいもの食べながらグロいシーンは思い出したくないよね…(笑)
食事をしながら思い出したいシーンじゃなかったですから…(笑)
- 「なると近場でいいから行きたい!」
- 「OK!ベトナムから帰ってきたら場所と日にちを決めよう!」
と話しました。
やっぱり食事をしながらだったら旅の話の方がいいですね!(´∀`)
私たちは同い年なので、お互いに年を重ね、すっかりおばあちゃんですが「若さや美貌なんて望んでないよねー!」なーんて強がった感想で終わりましたとさ…アハハ(´∀`)