「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦」は1月に公開スタートだったのですが、その時見逃したので8月に再度観られることがわかって友人と行ってきました。
友人も友人のご主人も結構「香港映画」が好きみたいで、もう一回ご主人と行かれるようです(笑)
口コミの良さからじわじわと動員を伸ばし、ついに興行収入3億円を突破した映画です。
私は以前、この九龍城砦について記事にしたことがありました。
↓ その時の記事はこちら
好評だったから公開劇場も増え、スクリーンも大きくなった劇場も増えたようです。
正に黒社会を生きる男たちの香港アクションですが、最近のアクション映画ってどんなんだろう…と思っていたので「凄いわ!あんなに電線が這う中で戦えるのか…」と感心しまくりでした(^^;)
1980年代の出来事なので、私は生まれていたし、「もうすぐ大人…」という歳だったのが不思議な感じです。
↑ どうしても綺麗に撮れなかった…(^^;)
香港へ密入国した陳洛軍(チャン・ロッグワン 演:レイモンド・ラム)は、黒社会のルールに染まることを拒み、組織に目をつけられてしまう。
逃げ込んだ場所が「九龍城砦」だったのです。
そこで彼を認め、仲間として扱ってくれたのがロン・ギュン・フォン(ルイス・クー)だったのです。
表向きは九龍城砦の中の理髪店の店主です。
ルイス・クーって本当にカッコイイ!(笑)
↑ トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦 : フォトギャラリー 画像 - 映画.comより引用させていただきました
50代半ば位かと思いますが、強さも相変わらずで、尊敬すら出来るこの役が本当に合っていました。
そこでチャンには3人の同年代の仲間ができ、彼にとって九龍城砦は安心して眠れる場所になったのです。
やがて、彼らは九龍城砦を巻き込む争いが激化する中で、それぞれの信念を胸に、命を懸けた戦いに挑んでいくというストーリーです。
↑ トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦 : フォトギャラリー 画像(27) - 映画.comより引用させていただきました
そのアクションは本当に目を見張るものですし、悪役の大ボスであるサモ・ハン・キンポ―の存在感は相変わらずで素晴らしかったです。
↑ トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦 : フォトギャラリー 画像(25) - 映画.comより引用させていただきました
その手下で一番の強者であるウォン・ガウ(フィリップ・ン)の恐ろしいほどの強さには口がポッカーンでした(笑)
「硬気功」って熟練したら銃も刃も通さない身体を手にすることが出来ることにビックリでした。
そんな奴の弱点を見つけるのって凄く大変ですよね…。
4対1になってもその強さたるや…もう「最強」でした…。どんな悪役より最強すぎて人間じゃない!って思っちゃいました(◎_◎;)
↑ トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦 : フォトギャラリー 画像(5) - 映画.com
より引用させていただきました
どうやれば「気功」を操れるようになるのか…そこは本当に興味深いです。
そこ(九龍城砦)に暮らしていた人々の生活は、ある意味とても普通で、しっかり生活をしているんです。
なんと日本の歌が流れ、荻野目ちゃんや吉川晃司のモニカなんかも流れます。
「そうか、その時代だったのねー」と不思議な感覚になったりします。
女性も子供もいて、凧揚げなんかもしていたというのは面白かったです。
↑ トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦 : フォトギャラリー 画像(23) - 映画.comより引用させていただきました
以前記事にも書きましたが、九龍城砦の真上を通る飛行機の機体の大きさには、本当に圧倒されます。
そういう九龍城砦の中での生活を垣間見れる映画は数少ないので、この映画は香港の歴史と共に永遠に観られ続ける映画じゃないか??って思いました。
↑ トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦 : フォトギャラリー 画像(10) - 映画.comより引用させていただきました
九龍城砦が解体されたのは1994年のことでした。
九龍城砦の跡地は現在「九龍寨城公園」(Kowloon Walled City Park)という美しい公園になっているので、私達はそこを観光することが可能です。
1980年代に香港に行ったときは、「あそこだけは近づくな!」と言われるような場所だったことを思えば本当に歴史を感じます。
↑ トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦 : フォトギャラリー 画像(9) - 映画.comより引用させていただきました
中途半端な時間だったのに、お客さんはほぼ満席に近かったです。
圧倒的に男性の方が多かったですが、この映画だけは今後も「香港映画」の代表になるんじゃないか?と思っていたので観ることが出来て良かったです。
↑ トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦 : フォトギャラリー 画像(8) - 映画.comより引用させていただきました
ちょっとインド映画の「RRR」を思い出しました。
そういうエンタメとしての面白さがいっぱいの映画でした。
戦う音、飛行機の音、流れる音楽…などなどその重低音の響きがまた映画館ならではという部分も感じられ、映画館で上映されている間に是非観ていただきたいと思いました(#^^#)
そして字幕が出てきても帰らない方がいいです!そこは現地でお楽しみください!!