どこまで話題に上がっていたか分かりませんが、Aくんから聞いていたのは、上映感が増える位いいらしいよということでした。
たった1館の上映から130館まで増え、SNSや口コミの凄さを監督も実感されたようです。
今回は青梅の木造の映画館と言うこともあって、なんだか未知の体験という感じでした。
シネマネコは雰囲気抜群の映画館でした‥
↑ 入口もカフェみたいでとっても可愛いです!
映画館の入り口の雰囲気も、どこかのカフェのようでもあり、ぺンションのようでもあります。
この映画館は元々は青梅織物工業協同組合の敷地内にある、昭和初期に建てられた都立繊維試験場として使われていた建物なんだそうです。
↑ こちらでチケット購入できます
受付もホテルのチェックインカウンターのようで、すみっこにはローマにある「真実の口」があったり、中のカフェもなかなかの雰囲気に見えました。
↑ どうしても手を入れたくなります…なんと消毒液が出るんです!(^^;)
↑ 時間があればこちらのカフェもいいかも…
「侍タイムトリッパー」には誰もが知るような有名な俳優は出ていません。
監督は安田淳一さんで貯金を叩いて撮った映画なんだそうです。
時は幕末の京都
剣豪として鳴らす会津藩士・高坂新左衛門(山口馬木也)は、ある長州藩士を襲撃するように命じられて襲うのですが、その瞬間に落雷に打たれて気を失います。
目覚めたのが、現代の時代劇の撮影所でした。
おそらく想定では京都の太秦撮影所あたりではないでしょうか?
それだけで、どんなにおかしいシチュエーションなのか、お分かりになると思います。
↑ 侍タイムスリッパー : フォトギャラリー 画像 - 映画.comより引用させていただきました
へんな役者が紛れ込んだ??
自分のおかれた立場、時代を少しずつわかってきて、どうしても生計を立てなければならないので高坂は「切られ役」をやることになります。
↑ 侍タイムスリッパー : フォトギャラリー 画像(2) - 映画.comより引用させていただきました
どんな世界に紛れ込んだのか…
時代劇には無くてはならない役でもあり、切られ役の役者もプライドを持ってやっていることがわかってきます。
そしてある時、相手役(ほぼ主演)で出て欲しいと言ってきたのが有名な役者だったのです。
これ以上は語らない方がいいかもしれません。
言ってしまうと今後観る方はつまらなくなってしまいます。
マドンナ的な女性も登場しますが、時代劇を愛するアシスタントディレクターという感じで、高坂とも関わりを持っていきます。
↑ 侍タイムスリッパー : フォトギャラリー 画像(4) - 映画.comより引用させていただきました
彼女自身もこの出会いで成長していきます
最後の最後まで面白い展開を持続してきますので、ついつい「おお!」と言ってしまいます。
本物の侍が、切られ役を仕事にしていくだけでも充分に面白いのですが、あの「落雷」による悲劇は高坂だけに起こったことではなかった…というところがとってもこの映画を深くしています。
↑ 侍タイムスリッパー : フォトギャラリー 画像(10) - 映画.comより引用させていただきました
最後の30分は息を止めてしまいそうになります…
「カメラを止めるな」の時も口コミだけで広がったことを思い出しますが、「久々にこういう映画を観れたな!」と思ったりしました。
SNSの時代ですから、今後もこのような映画が脚光を浴びるシーンも増えていくかもしれませんね!
脚本が面白くて、役者と監督の息がピッタリ合った時、特に役者や監督が有名でなくてもこんな面白い映画が作れるということを再度証明してくれたような気がします。
↑ 侍タイムスリッパー : フォトギャラリー 画像(7) - 映画.comより引用させていただきました
切られる役が本当にお上手👏
そして時代劇が本当に減ってしまった今、こういう自主制作映画のヒットによって、「時代劇愛」を持つ観客の声が消え去ってしまわないようになっていけばいいなって心から思いました。
以前、時代劇愛を感じるもう1つの作品がありました。
「サマーフィルムにのって」です。
↓ その記事はこちら
そこでも未来とやり取りがあったことを覚えています…。(息子が未来人でした‥(^^;))
この日の夕飯は「とんかつ太郎」でとんかつを食べました。
↑ この辺りの飲食店は閉まるのが早いですね…ギリでした‥
私は普通の「ロースかつ定食」(1,170円・税込)にし、A君は「おろしロースかつ定食」(1,250円・税込)にしました。
↑ このご飯多すぎです(笑)
↑ おろしもたっぷりですね~(#^^#)
↑ ついていた「梅ポンズ」も味見させてもらいました!
もちろん、美味しかったです(#^^#)
マフィン食べちゃったんでそこまでお腹ペコペコでは無かったですが、完食しちゃいました(^^;)
最近食べすぎ…を自覚していて、体重が増えると膝に良い訳ないのでどこかで調整せねば…。
旅行やお出かけだとついつい美味しいものを食べてしまうので、なかなかセーブできない自分がいます…(^^;)
ここで「とんかつ太郎」について
住所:青梅市千ヶ瀬町5-604-1
電話:0428-23-4017(予約可)
アクセス:青梅駅より徒歩15分
営業時間:ランチ11:00〜15:00 (料理L.O. 14:45)
ディナー17:00~20:00 (料理L.O. 19:45)
定休日:水曜日
席数:30席
カード:可
電子マネー:不可
QRコード決済:Paypayのみ可
駐車場 あり
こんな素敵な映画館に行けて、しかも車で連れていってくれて本当に感謝でした。
レトロな博物館も面白かったし、だるま市の雰囲気も味わえて楽しい日曜日でした。
何よりこういう映画館が増えてくれたら本当に楽しいなって思いました。
↑ そして、こちらの映画…最高でした(*´▽`*)
木造でもしっかり防音なども行われているんだと思います。
周りは閑静な感じの住宅街だったりするので、そこはとても大事なことだと思いました。
- 「ここでもう一本観たい映画があるからまた付き合ってよ!」
- 「いいよ!美味しいお店もまだまだありそうだしね(笑)」