「トリガー」には2つの意味があって、1つは「銃の引き金」、もう1つは「物事を引き起こすきっかけ」です。
銃の規制に関しては、韓国も厳しいので、打ち合いなんて日本と同じくあり得ない世界ではあります。
ところがそこに銃が入ってくると、人はこんなにも銃を欲しがり、その引き金を簡単に引いてしまうのか…その怖さが際立つドラマでした。
派出所に勤務する軍人でスナイパーだったイ・ド(キム・ナムギル)は市民に寄りそうとっても優しい警察官でした。
銃の名手でありながら、銃を撃つことを極端に嫌う姿勢を貫き、軍人時代のトラウマもあって好感が持てる素晴らしい警官です。
その容姿や雰囲気から、この役にピッタリ!!って思ってしまいました(#^^#)
銃事件の現場で知り合ったムン・ベク(キム・ヨングァン)でしたが、彼の魅力は自由奔放なイケメンで、最初の方はイ・ドの良き支援者のような振舞いをします。
彼はとんでもない経歴、そして病気も持っているムン・ベクの考え方もまたなるべくしてそうなってしまったとも言えなくもない。
↑ トリガー | Netflix (ネットフリックス) 公式サイトより引用させていただきました
様々な事件の背後に「銃」が出て来るが、この銃こそが簡単に宅配されてきているところに注目したい。
世間や特定の人物に対する「怒り」を抱えた人間をターゲットに宅配便として送られてくる茶色い段ボール箱には「銃」が入っている。
- 自分の感情を抑えることを目的にカウンセリングに通う受験生
- イジメにうんざりしていた高校生
- 無茶な過重労働で息子を亡くして会社を恨む老女
- 幹部に裏切られて約束も守って貰えないチンピラ
- 婦女暴行の罪で足枷を付けられた犯罪人
そんな人たちの手に銃が渡ったらいったいどうなってしまうのか…。
↑ トリガー | Netflix (ネットフリックス) 公式サイトより引用させていただきました
彼らが「トリガー」を引いてしまうのは、どんな状態に陥った時なのか…。
そして一番の問題は、そんな銃を大量に仕入れ、一般人に配りまくっているのがイ・ドが当初全く疑いを持っていなかったムン・ベクだったという真実。
そんなムン・ベクはどんな風にその正体がバレていき、どんな風にイ・ドがムンを追い詰めていくのか…。
↑ トリガー | Netflix (ネットフリックス) 公式サイトより引用させていただきました
後半はそこに焦点が当たり、銃は当たり前のように韓国の街を支配します。
銃を憎み、銃を誰よりも上手に扱うイ・ドでしたが、銃によって生死をさまようことになる。
このドラマで最も恐ろしいのは、銃を無料で貰えるとなったら、普通の人があんなにもその銃を欲しがってしまうところです。
↑ トリガー | Netflix (ネットフリックス) 公式サイトより引用させていただきました
「銃を持つ人間から自分を守らなければならないから銃を持つ」
これがそもそもアメリカなどの銃社会では、根底にある「銃を持つ正当性であり言い訳」です。
市民の1人が銃を持てば、全員がその銃から自分を守るために銃を持とうとするということです。
こういうことが起きるのは、ドラマだからでも無いし、韓国だからということではありませんね!
恨みを持った1人が銃を持つだけで、そのトバッチリで銃の被害に合う人も出てくるということもあります。
その家族がまた銃を撃った人間を恨んで銃を持つ…。
本当にキリがないのですよね…。
ストレスを抱えていない人はどこの国でも皆無じゃないとも思える現代社会…そこに銃の規制がなかったら…。
日本だって銃があったら「治安」を自慢出来る国では、あっという間になくなってしまうでしょう…。
日本は、「フェンタニル」の中継地点になってしまうほど、甘々の警備体制が露呈されてしまいましたね…。

↑ 外からみると何が入っているかわからない段ボール…そこに銃とは…
ドラマのような「銃」だってどこからどんな風に入ってくるかもわかりませんね…。
海外の犯罪大国から人を安易に入れることすら進んでやる国ですから、いつ何時「銃声の中を逃げ回った」なんてニュースが流れてくるかもしれないと思うと本当に恐ろしいです。
↑ トリガー | Netflix (ネットフリックス) 公式サイトより引用させていただきました
銃規制に賛成派と反対派が集まっているはずなのに…そこに銃がくると…
日本の治安の良さを保つことは、これからの日本では何より大事になってくるような気がします。
「人間は感情が爆発すれば銃だって撃ちまくる」
そんなトリガーの瞬間を観てしまった…という感じの怖い後味のドラマでした…。




