オランダで生まれたうさぎのミッフィーは日本でもお馴染みですね。
だけど、本当の名前は「ナインチェ」(nijntje)と言います。
生まれた街はユトレヒトという所で、アムステルダムから電車で30分のところにあります。
アムステルダムからは日帰り観光にちょうどよい場所です。
前回は行けなかったので残念でしたが、今度オランダに行く際ははずせない街ですね。
作者のディック・ブルーナさんはこのユトレヒトで産まれ、グラフィックデザイナー兼絵本作家でもいらっしゃいます。
2017年の2月に亡くなりましたが、シンプルで大胆な線の描き方が特徴で、それは絵本「ミッフィー」でも知ることができますね。
日本で翻訳された時の名前は「うさこちゃん」、アメリカで翻訳されたときには「ミッフィー」という名前になりました。
↑ お口がバッテン「×」が特徴ですね!可愛いです…
この絵本は世界50ヵ国以上で翻訳されているので、ミッフィーには名前が沢山あるのです。
このうさぎのモデルはディックさんの、休暇に滞在していた家の庭にいたうさぎだと言います。
眠りにつく息子さんにこのうさぎの話をしてあげたいと思ったことが発端らしいので、お父さんの「絵本読み」の発想からうまれたというわけです。
鮮やかではっきりとした色使いと迷いのない線がとっても特徴的だと思います。
2016年にユトレヒトに「ミッフィー・ミュージアム」がオープンしました。
アムステルダムとブリュージュを掛け合わせたようなユトレヒトの街
入場料は大人が6.5€で子供も7歳からは大人と同料金です。
何故か2~6歳の子供が10€と高くなっていることが変わっています。
おそらく、ミニチュアハウスや機関車など、近くで体験できるのは小さい子供だからその料金が一番高いのかもしれませんね。
「子供のためのミュージアムだから!」ということなのでしょうか。
2歳以下の子供さんは無料ですが、無料でもチケットが必要なのでサイトから購入して行くとよいと思います。
ミッフィーが生まれて2015年が60周年でした。
今年で65年になります。(私の方が年下でよかった、(笑))
日本にもミッフィーの情報サイトがあって、グッズ情報やミッフィーのお花屋さんの紹介なども見ることができます。
4月15日から5月6日までの間、誕生65周年を記念して、銀座の松屋で「ミッフィー展」が開催されます。
「ゆきの日のうさこちゃん」の原画も来日するようです。
↓ ミッフィーの情報サイトはこちら
私の世代、子供たちの世代、その両方に渡ってお世話になったミッフィーの世界に感謝します。
オランダ限定のコーデュロイの「ナインチェ」(ミッフィー)はとっても可愛いのでリビングに置きたいです~(#^^#)
絵本は子供には図書館で借りていたので、手元にないのが残念です。
これからも益々世界中の子供たちを魅了してくれるに違いないと思います。