これって国の名前なんですが、「聞いたことないよね~」ってなりそうな国3選です。
「ニウエ」以外はアフリカ大陸にある国です!
ちょっとこの3つをご紹介します( *´艸`)
1.スワジランドについて
実はこちらの「スワジランド」、2018年に名前を変えています。
現在の名前は「エスワティニ王国」と言い、通称「エスワティニ」です。
1968年9月にイギリスから独立した国家で、国民はこの「スワジランド」という名前が気に入っていませんでした。
↑ エスワティニ(旧スワジランド)の旅行情報 | アフリカ旅行の道祖神
より引用させていただきました
現地語の「スワジ」と英語の「ランド」をくっつけたような名前が嫌だったようです。
そこで2015年から、議会でこの国名について議論され、2018年に「エスワティニ王国」と命名したという経緯がありました。
↑ https://tabippo.net/eswatini-hypertravel/ より引用させていただきました
マルーラフェスティバルより
この国の西部には標高1,800メートル以上の山々が連なっています。
主産業は穀物類の栽培と畜産で、特に柑橘類の農園が点在し、亜熱帯気候にマッチした作物が沢山輸出されています。
先日、ブログ友達のmiyakoさんがスワジランド原産の「グレープフルーツの缶詰」をツイートしていて、「スワジランド」ってどこ?って呟いていらっしゃったので、「よっしゃ!記事にしちゃおう!!」と思った次第です!(笑)
↓ miyakoさんのツイートの引用です!
グレープフルーツの缶詰って、初めて見たので買ってみました。原産国のスワジランドってどこ? pic.twitter.com/ecO5U45cmQ
— 421miyako (@421miyako1) 2020年9月3日
2.ブルンジについて
「ブルンジ」は東アフリカの中部に位置する国で、正式名は「ブルンジ共和国」と言います。
タンザニアのお隣の国でもあります。
ベルギーから独立したのが1962年で、その後も2つの民族間で紛争が相次いでいました。
1972年の内乱は凄まじいものでした。
少数派のツチ族が国家を動かしていたので、多数派のフツ族から反感を買い、フツ族は10,000人ものツチ族を虐殺しました。
その反撃として、今度はツチ族が軍隊を配備し、100,000人のフツ族を殺害するという大事件が起きています。
https://www.sarago.co.jp/nfhtm/bi.html より引用させていただきました
「半沢直樹」の倍返し!!どころではありませんよ~(>_<)
10倍返しです!
1987年にやっと血を流さないクーデターでツチ族のブヨヤ政権が誕生しました。
首相はフツ族から指名するなどして、なんとか大統領選を行えるまでの国になりました。
この後も数回のクーデター、内戦を繰り返し、最終的には近隣諸国の仲介でなんとか和平協定が成立しました。
↑ https://afri-quest.com/archives/19365 より引用させていただきました
これほどまでに戦いばかりで落ち着かない国家が実在するんですね!
今なおテロに対する警戒が出ている国なので、渡航は控えましょう。
同じアフリカなら、私はスワジランドでグレープフルーツを栽培してる方がいい!(>_<)
3.ニウエについて
「ニウエ」はオセアニア東部のニュージーランドの隣国で1,600人弱しか住んでいません。
総督はニュージーランド総督が兼任しています。
国際連合は「ニウエ」を加盟国として認めていません。
しかし、独立した国家であることは世界中に認知されてきており、日本でも2015年に「ニウエ」を1つの国家として認めると閣議決定しました。
ニウエの国民は協定により、自動的にニュージーランドの市民権を有します。
ニウエは世界最大のサンゴ礁の島です。
石灰岩の断崖がそそり立ち、その断崖がほぼ島全体を縁取っています。
面白い事にニュージーランドと隣り合わせなのに、日付変更線をまたいでいるので、23時間の時差があるんです。
正味1時間の時差ですが、日付は変わってくると言うややこしさが何とも面白いですね~
ニュージーランド王国の構成国として、「ニウエ」が自由連合国になったのは2018年で、本当にまだ新しい国なんです!
経済的にはなかなか厳しい状況が続いているので、今後の「ニウエ」はどうなっていくのか少々心配ではあります。
手つかずの自然があちこちにあるので、観光にも力を入れて行くのもひとつなのではないでしょうか…。
↑ https://wondertrip.jp/72561/ より引用させていただきました
「ニウエ」の大自然を観た人は少ないと思います
聞いたことも無いような国を3つ紹介させていただきました。
馴染みはなくても、それぞれの国には本当に凄い歴史があるんですね!
日本も例外ではありませんが、内戦だったり、他国との戦争だったりを起こさない世界でなくてはなりません!!
どうやったら世界中が「平和」を認識できるようになるのか…
課題は大きくて果てしない気がします…