中国は「爆買い」というイメージがまだまだ残っていましたが、いつの間にこんな風に変わったのでしょう…。
私は上海に家族で旅行したことがあります。
当時は空港も賑やかでしたし、どこに行っても人がいっぱいでした。
今から20年近く前のことなので、すっかり雰囲気が変わっているのは当たり前ですがかなり活気がありました!
上海の玄関口である「上海浦東国際空港」でもシャッターが多く「Comming soon」となっている壁のような通路も多いようです。
以前は出入国も長蛇の列でしたが、今はとってもスムーズなんだそうです。
↑ https://newspicks.com/news/10440193/より引用させていただきました
うなぎ登りの景気だったころの上海の雰囲気は全く感じられないようです。
転勤族も通っていたと言われる旧フランス租界界隈でも、深夜まで西洋人や中国人でにぎわっていたバーの光が消え、閉店したお店がいっぱいです。
ショッピングモールもお客さんより店員さんが多い状況で、閑散としています。
↑ https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20200310/se1/00m/020/057000cより引用させていただきました
コロナ渦は本当に人っ子一人いない街…
一番の原因はやっぱり「不動産のバブル」だと思いますが、そちらも最終的な局面を迎えているようです。
中国の不動産も今後は「市場化」し、各市は販売価格の統制をしなくなっています。
つまり、政府は「これからは売り手も買い手も自己責任」と投げてしまった感じです。
そうなると値段は底が見えるまで下落し、どんなに良い物件を持っていても底値でも売れない…。
↑ https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/83083より引用させていただきました
日本もバブルを経験してきているので、ちょっとあの頃を思い出してしまいます。
株価の下落も凄く、様々な業種で廃業が続きました。
「一帯一路政策」も途上国に課してしまった「工事費などの残金」を回収できずにいます。
この政策に未来はないと、離脱する国も出てきました。
中国は日本の14倍近くの人口があるので、何でも規模、桁が違います。
国土も25倍あるので統制はかなり大変なことだと思います。
若者の失業率はとても心配な状況です。
↑ https://www.mag2.com/p/news/577714より引用させていただきました
失業率は20%を超えている報道されていますが、実際は40%なんじゃないか…とも言われています。
不動産だけじゃなく、ゼロコロナ政策も大きな影響を与えたと思います。
一人っ子対策していたのに急に「3人は産んで!」というのもこの経済の中では無謀ですし、若い方の失業率が加速し、結婚どころではないようです。
政府は反日感情で標的を外国に反らす手法も取ってきたようですが、日本企業はどんどん撤退しているので。益々就職難に拍車がかかります。
「今の日本はまだまだ活気があって羨ましい」「日本に住みたい」「日本で働きたい」という声も上がってきているようです。
若い方達も「抗議デモ」などをやってしまえば、すぐに当局に拘束されるので何もできません。
そういう「内面の苛立ち」を抱えた国民が増えることは「最悪な状況」をどんどん加速させてしまうような気がします。
↑ 【解説】 中国で若者たちがデモを先導、その動機は - BBCニュース
より引用させていただきました
「他の国で暮らしたい」そう考える人も増えると思います。
そんな時こそ、日本はしっかりと移民の問題に向き合わないと大変なことになると思っています。
自国民が団結し、声を挙げて政府に対抗していかなければ、何も変わらないと思うんです。
小規模であれば「拘束されて叩かれる」だけで終わってしまうので、何らかのアクションを起こして自国を自国民が団結して守っていかなければならない時が来たのだと思います。
中国にとっては、米国のトランプ大統領の当選で、事態は関税などの問題もあって、若干悪い方向へ進んでいるようにも見えます。
実際、狂気的な殺人も増えてきていますね…(´;ω;`)
↑ https://www.cnn.co.jp/usa/35094010.htmlより引用させていただきました
国も人も一緒だと思うことがあります。
「誠実でないと、やっていけない」ということです。
- 約束を守らない
- 安かろう、悪かろう
- 無断でコピー品を作る
などの「人として当たり前の失礼」が多ければ、どの国からも信頼を失っていくのは当然ですね!
これでは友人にはなれない…そう感じてしまいます。
↑ これらのビルも傍で観てきましたが、今はこんなに明るいのかな…
あまりにも規模が大きな国なので、未来が読みづらい側面もあるので何とも言えませんが、自国民が一体となって「良い国を作ろう!」という姿勢が何より求められているような気がします。
他国が振り回されてしまうのは、あれほどの大国なんで多少はあるのかなと思いますが、台湾有事だけは避けて欲しいです。
今年訪れた「台湾」はとても素敵なところでした。