海外では日本人ほど真面目にお客様対応をしているように見える人は多くありません。
特にアメリカなんかでは、
- 平気で携帯電話で話をしながら対応する。
- 平気で居眠りする。
- 平気で談笑して並んでいても無視する。
- 平気で聞こえないフリをする。
- 平気で失礼なアクションをする。
などが日常茶飯事です。
留学中も本当にビックリしましたが、これがアメリカなんだと慣れ親しんでくればそんなに気にはなりません。
半分諦めのような感覚ではありますが、何もアメリカに限ったことではありません。
韓国なんかも食事をしながら洋服を売るお店なんかも沢山あります。
映画などを観ていて、「ちょっと大げさにやってるでしょ?」なんて思っておられたら本場でビックリします(笑)
私が特に日本のサービス業で観ていただきたいのは、
- 旅館の歓迎や見送り
- ファーストフードのレジ
- コンビニの店員さん
- カスタマーセンターの対応
- デパートのインフォメーション
これらは特に日本は海外とかなり違うので観て帰ってほしいと思ってしまいます。
1.旅館の歓迎や見送り
ホテルは日本も似たような感じではありますが、旅館って女将さんが出てきて挨拶されたり、スリッパを並べておいてくれたりと至れり尽くせりですよね!
帰りもお見送りをして下さる旅館も多いです。
↑ 本当にお作法が美しいですよね…
すれ違う仲居さんもしっかり挨拶をしてくれたりしますね。
お着物を仕事着としてきちっと着こなされている所も素敵じゃないですか!?
2.ファーストフードのレジ
ちゃんと目を見て対応してくださる店員さんも多く、言葉遣いも丁寧ですよね!
外国人の客様に対しても、英語がわからなくても一生懸命聞こうという姿勢が見られます。
ガムを嚙みながらとか、お手上げというような失礼なアクションをしたりしません。
友達が来たからといってそちらを優先にしたりもしません。
↑ 初めての残念な経験はグアムだったかな…
当たり前のことだと思っていたけど、海外ではそれは当たり前ではなかったのです…( *´艸`)
3.コンビニの店員さん
コンビニの店員さんにも最近は外国の方が多いですが、日本のコンビニはちゃんと教育はされていますね。
「お箸は何膳いります?」「袋は必要ですか?」などどうしても必要な単語や動詞はちゃんと喋ってくださります。
隣に先輩が付いてちゃんと指導している様子もよく見かけます。
海外では座ったままレジ対応、電話しながらレジ対応、知り合い優先、「おつりがないから崩してからまた来て!」なんてこともありました…。
4.カスタマーセンターの対応
日本は英語で問い合わせても、喋れる人が対応に当たって下さいます。
難しい質問には上司にあたる人が出てくださったり、不良品などの対応もしっかりとやって下さいますよね。
ニューヨークで友人がカスタマーセンターに電話しているのを隣で聞きましたが、その対応の酷さにビックリでした。
↑ 相手が見えないからこそ、大事な気がするよね!
海外でカスタマーセンターに電話しても、英語が聞き取れないという理由で切られてしまったり、酷い時は何も言わずに切られることもあります。
5.デパートのインフォメ―ション
日本だったら店内図を広げて、親身になって教えて下さいます。
アメリカでは大手のデパートでも、指さすだけ☝☞ ふぅ…。
何階かも、指3本出すだけとかで、エスカレーターの場所も教えてはくれません。
「また、3階で聞いて!」と投げられたりもします。
売りつけたい時は、しつこい位に薦めてくるところが笑えます(^^;)
日本でオリンピックをやったら、きっとみんな日本のファンになるんじゃない?なんて思っていたけど、海外からのお客さんが来れずに残念です。
「おもてなし」披露の機会が失われてしまった…。
日本のサービスを知ることで世界中のサービス業が底上げされて、少し丁寧になってくれたらいいのになって思っていました。
甘いかもしれませんが…(笑)
世界の当たり前が日本では当たり前ではないこと。
日本の良い面を海外の人に知ってもらえたであろうチャンス。
やっぱりちょっと残念です…(^^;)