確かにコロナ渦ではホテルの宴会部門や結婚式場の経営はかなり大変になっていると思います。
2020年春以降、数多くの結婚式が中止や延期となってしまったことは明らかです。
娘のお式も本人に聞くと、コロナの間はおばあちゃんとか呼べないし、やっぱり不安だと言います。
姪っ子は沖縄で両家のご両親と兄弟、そして1歳の娘さんという少人数で式を挙げました。(延期中に生まれちゃいました(^^)/)
人数も10人未満ということで、海辺のガーデンでウェディングをしたようです。
ウェディング事業をしている会社では、
- キャンセル料を無料にする
- 式の日取りを再設定できる
- 規模の縮小にも対応する
など、ギリギリの対応を余儀なくされていて、市場全体が縮小傾向に歯止めがきかない状況が続いています。
元々「ナシ婚」と言われる結婚式を行わないカップルや式とフォトだけというカップルも増えてきた矢先にコロナがやって来た感じでした。
↑ 外だと冬はちょっと寒そうです。春を待ってというカップルも多そう…
特にホテルでの挙式はどんどん減っていきました。
大人数での披露宴という形を取れなくなってからは、レストランなどでの食事会などの方が人気になっています。
コロナ前には40名以下で行う結婚式は39.11%だったのに対し、コロナ後は45.95%と約5%も増加しています。
費用面ではあまり大きな変化はみられないと言います。
お料理やおもてなし面は少ないゲストにした分、充分なおもてなしをしたいカップルが多いということなのでしょう。
そして最近の結婚式で注目されているキーワードがあります。
- ナチュラル
- 開放感
- 海や空
ということです。
正に、姪っ子の結婚式はこの言葉どおりの結婚式だったと思います。
↑ 沖縄でのウェディングも人気のようです(^^)/
密を避けるという意味でも「開放感」があって「海が見える場所」で「ナチュラルな感じ」の結婚式がいい!と言うことなんですね!
また、一日中貸切できるレストランや式場も人気となっています。
- 大勢の人とすれ違ったりしたくない
- 隣席との間を広く取りたい
- 新鮮な空気を味わいながらの式がよい
今となっては当たり前な要望かと思います。
昨年の今頃の調査によると、前年度の業界の経済損失はおよそ8500億円に上るそうです。
昨年の6月に結婚した娘もやはり結婚式は延期の方向で考えていました。
今年に入っても今度は「感染力の強い」オミクロン株の蔓延で、式場を考えてはやめて…を繰り返しています。
「もうすこし落ち着いてからにする!!」
ということで2人の意見は一致しているようです。
私たち親の立場からは何も言わないでいます。
↑ 外での披露宴などは天気を選ぶ感じもしますね…
およそ350の式場やホテルなどが加盟する「日本ブライダル文化振興協会」は、新型コロナウイルス対策としてきめ細かいガイドラインをつくっているようです。
- 席に着いてもお客さんにマスクをしてもらう
- マイクは使用する度に消毒
- 入口での消毒と検温は当たり前
- 写真撮影は無言で
- 飛沫防止のアクリル板を設置
こんな中では、娘たちは結婚式をするのを躊躇うと言っています。
コロナの収束を待ってからでもいいのかもしれませんね。
また、家族だけがいいかもとも言っているので、それもありですね(^^)/
- 海外旅行が先か
- 娘の結婚式が先か
- まさかの息子の結婚式が先か
何が起こるかわかりませんが、ブライダル業界は今後どんな風になって行くのでしょう。
縮小する方向性は今後も変わらないのではないかと思います(^^)/
コンパクトでも心が通う、少人数での結婚式も悪くはないですね!