日本では普通に使っているようなポーズや手指を使ったサインなどでも海外では違う意味に捉えられて、とんでもないハプニングに繋がることがあります。
シャレにならないような勘違いが起きてくるので注意が必要です。
次のような手指を使ったサインには特に気を付けましょう!
- 親指を立てる
- ピースサインをする
- 人差し指と親指で丸をつくるOKサイン
- 手招き
- 手のひらを相手に見せる
日常生活では結構使用しているサインではないでしょうか?!
1.親指を立てる
日本では「Good Job!!」ぐらいの良い意味で使われるサインですね!
時に「男」「夫」「父親」などを意味する場合もありますね。
「Good!」「グー!」「いいね!」とされて嫌な気分になる人はいないと思います。
アメリカでも概ね同じような意味になるので気にすることはないでしょう。
しかし、中東へ行くことがあったら特に気を付けないといけないサインなのです。
イタリアの一部やギリシャでも地域によっては中東と同じような意味に捉えられることもあるので、ヨーロッパでも気を付けたいところです。
南アフリカでも危険なサインです。
これらの国々では、親指を立てるサインの意味するところは「くそくらえ!」「侮辱してる!」というような意味になってしまいます。
また、親指を下に向けるのは日本でも「ブッブー↓」という感じですが、アメリカやイギリスでは「相手を挑発する」意味に捉えられます。
思わぬ誤解から乱闘騒ぎにならないようにしたいものです。
上に向けても上記のような国では決して「いいね!」の意味にはならないので注意しましょう。
2.ピースサインをする
日本では「平和」を意味するとても微笑ましいサインです。
このピースはアメリカでは問題ありません。
ところがギリシャでは「くたばれ!」という意味になってしまいます。
そして手の甲を相手に向けてのピースサインは、オーストラリアやイギリス、ニュージーランドでは中指を立てるのと同義で、相手を侮辱する意味になってしまいます。
(ちょっと性的な意味合いを持つものでもあるので、女性などは特に気を付けたいところです)
3.人差し指と親指で丸をつくるOKサイン
「今日大丈夫?」とちょっと離れたところで聞くと、だいたいこのOKだよ!サインで返すと思います。
「OK」という意味合いを日本で表現するなら、この人差し指と親指で丸をつくるサインが一般的ですね!
ところがフランスでは「ゼロ」を意味するサインであり、相手に「無能なやつ!」「能無し!」「役立たず!」と言ってしまうことになります。
また、ブラジルでは、「私は危険人物」という意味合いになり、相手を挑発するサインでもあるのです。
4.手招き
大体が手のひらを下向きにして、「こっち、こっち!」と指先を曲げて手招きをしますよね!
日本では自然に出てくる普通のジェスチャーです。
ところがアメリカでは全く反対の意味の「あっちへ行け!」ということになってしまうのです。
手招きしたい時は手のひらを上に向けて指で「こっち」を示してください。
反対の意味になるのはちょっと怖いですね…(;´Д`)
5.手のひらを相手に見せる
日本では「ちょっと待った!」とか「ストップ!」という感じになるポーズです。
しかしギリシャでは相手を酷く侮辱するサインになってしまいます。
もの凄い怒りを買うこともあるので、絶対にやめておきましょう。
アメリカでも相手の話を遮る時に使われるので、いずれにしても「いい意味」には捉えられません。
海外では極力手のひらを相手に見せることはやめましょう。
こんな風にみてみると、写真などでも手指を使ったポーズは気軽に出来なくなりますね…
笑顔で手を降ろしたまま、静かに撮っていただくのが最も無難…という気さえします。
日本の常識が海外では非常識になることは、手を使ったサイン以外にも結構存在します。
追々記事にできたらいいなって思っています(#^^#)