成人した息子も娘も同じ家屋にいるというのは、今の時代では珍しいことかもしれませんね…。
「サザエさん」のようなご家庭はかなり減っているように感じます。
子供は独立すると、「親の元から離れたい…」という思いが強くなることがほとんどだと思います。
私自身は本当にそう思ったので、「結婚したら絶対に家を出る!」と思っていました。
養母は高齢な方だったので、電球一つも変えることが出来なくなり、「帰ってきて」となったので家を離れたのはわずか3年ぐらいだったと思います。
なので息子も娘も結婚したら家を出ていくものだと思っていました。
養母が亡くなり、下が空いていたので、誰かに貸そうとも考えていたのですが片付けに相当時間を要してしまったのです(^^;)
そんなこんなで気づいたら、そこに息子たちが住み、娘たちも出ていかずに家にいるという今時めずらしい3世帯同居が続いています。
↑ 今の家は二世帯になっていて本当に良かったと思います。
義母と同居だとめっちゃ気を遣わせてしまいますしね…
息子も娘も不安定な仕事だったことも理由の一つだと思います。
だけどルールを決めないと大変なことになる…。
それは直感というより、老後も見据えて余分な出費を抑えるためでもあります。
- それぞれに家賃まではいかないけどしっかり光熱費を取る
- ご飯はそれぞれやるということで私が作るのは主人と自分の分だけ
- 掃除なども自分の所は自分達でやる
ゴミやお風呂・トイレ掃除は基本的には私達夫婦が二階はやっていますが、その分平日は買物を娘たちにお願いすることがあるという感じで全部私達がやらないようにしているのです。
庭については息子たちに任せていますが、雑草などは主人も参加して取ったりしています。
↑ 娘は旦那様のYシャツや自分の衣装も含め、頻繁にアイロンがけをしています!
息子たちは完全に分離した1階に住んでいるので、生活用品・調味料などは別ですが娘は同じ空間にいるのでそこも
- 私たちが生活用品(トイレットペーパーや各種洗剤、スポンジなど)
- 娘たちが調味料(醤油やお味噌、砂糖、七味など)
という風に分けています。
拘りが個々にあるシャンプーや歯磨き粉、ちょっと変わった調味料は別々に買ったりします。
こうすることで自分達は「独立した一つの家庭」なんだ…ということをちゃんと意識して欲しいと思ったのです。
息子のお嫁さんもビックリしているようですが、私は全然子供達の事に対して干渉をしません。
1階には何週間も会わないほど、顔を出すこともありません。
出かけた時のお土産もサッと置いて失礼します。
上下に住んでいるからこそ、そこはしっかりと一定の距離を保つようにしているんです。
猫のお世話を頼まれた時は、下で主人とご飯を食べたりすることもありますが、それ以外はほとんど行かないのです('◇')ゞ
連絡もLINEで済ませてしまいますし、「来週車使う!」「了解!」とこんな感じです(笑)
決して仲が悪いということではありません。
具合が悪い時などは協力し合っているし、話が有る時はLINEで「今から行っていい?」と聞いてから行きます。
嫁の友人などは、「お母さんは全然来ないの?」と聞いてくるみたいですが、「先週キャンプで買った野菜を届けにきたよ」と言う感じみたいです(´∀`)
↑ かなり一緒に色々行ったね!一緒に沢山の経験をしたね!
各家庭によって社会人になった子供達との距離感はかなり違うと思います。
離れていたらたまに「尋ねて行ったり来たりして楽しい時間を過ごす」という感じになっていたと思います。
孫が出来たらその距離感も大分変ってくると思いますが、今はそれぞれ3つの家庭があるという意識を持って接していけたらと思っています。
親でもありますが、私は子供達が「私の推し」でもあるので、そっちの応援は必ず行くようにしています。(#^^#)
何が正解かは分かりませんが、こんな感じで付き合っていけたらいいなと思います。
子供たちが結婚する前も、ほとんど子供達とは必要以上に絡まないでいました(ノ´∀`*)
自分の未来は自分で考え、親の意見や親の気持ちなど考えないで良い!と思っていたのです。
将来の道も、ぎょっとはしましたが、反対はしませんでした。
「苦労しても自分の人生だから何をしても構わないよ、大学まではママもパパも頑張って仕事して行かせてあげるから好きなところへ行きなさい…」と話していました。
一生懸命に育てたから大丈夫?そんな自信もありませんが、2人を信じています。
介護で迷惑をかけたくないな…とはいつも主人と話していますが、こればっかりはね…(^^;)
今でも「子供達と一緒に添い寝をしていた小さい頃が本当に幸せだったなー」なーんて昔を思い出したりすることがあります!
子育て中の皆様!本当に可愛いのは今なので、思う存分抱きしめて楽しい時間を共有してくださいね!!!
大人になると、ちゃんと大人として接し、大人として付き合っていかないといけない‥そんな気がします。