世界は広いですが、その中でも特に行きたいと思っている場所を書くカテゴリー「行きたいトコロ!!」の第二弾です。
ギリシャ本土のピンドス山脈の東部に世界遺産にもなっている「メテオラ」という場所があります。
このメテオラ全体の岩々の上に、多くの修道院が建っているのです。
メテオラは奇岩群という自然に囲まれたキリスト正教の聖地で、そのふもとにあるのが「カランバカ」という小さな街です。
ここには宿泊施設やレストランなどがあり、観光客はここから観光に出かけることになります。
↑ 奇岩群を臨むカランバカの街並みです
この街の山道(トレッキングコース)を登ること40分でアギア・トリアダ修道院にたどり着けます。
いくつかの修道院が点在しているのですが、徒歩で登る場合はこのルートが一番歩きやすいようです。
しかし、冬場は滑りやくなるので、危ないかもしれません。
もう少し楽な方法としては最北にあるメガロ・メテオロン修道院までバスがあります。
この修道院はメテオラ最大の修道院で14世紀に建てられました。
各修道院のほとんどにそれぞれ教会があり、写真やビデオ禁止の場所も多いので注意が必要です。
そして何より有名な修道院が岩のてっぺんに位置しているアギア・トリアダ修道院です。
ここへはいったいどうやって登るのでしょう??
なんと方法は1つだけで、この崖岩のふもとから130段の階段を登る以外に方法はありません。
はい!ここでたった130段と思うか! うーん130段きっつい!と思うかで、この旅への意気込みが違って来るのではないでしょうか。
正直、今の年齢が限界かもしれないので、本当は待ったなし!なんです…(´;ω;`)
この修道院には大天使ガブリエルとミハエルの壁画があり、金色に輝くイコンが並んでいると言います。
↑ 修道院も広そうなので130段+歩きを考えないと…
それらを観たいし、その厳かな空気に触れたいと想う気持ちと130段が頭の中で行ったり来たりするわけです。(笑)
一番南側に位置するアギオス・ステファノス修道院は女子修道院として知られ、ここの壁画やイコンも素晴らしいそうです。
(ちなみにイコンとは正教会でキリスト、聖母、聖人などを聖画像にしたものの総称です。)
ただし、見学できる修道院は全部で6つのようですので、あらかじめ調べて効率よくタクシーで周ってもらって130段の覚悟だけしていれば私でも行ける??かも…です( *´艸`)
健脚な方だったら2時間程歩くコースもあるそうなので、ご検討ください。(これは絶対ムリーーーー!( ;∀;))
それぞれに休館日などもありますので、お目当ての修道院に合わせて旅行日程を組む必要がありそうです。
奇石群の洞窟は9世紀頃から修道士たちが祈りと瞑想のために隠遁していたそうです。
そりゃ、俗世の喧噪から離れて、誰にも邪魔されずに瞑想出来るこのような岩々の中は修道士にとっては最高の環境だったのだと思います。
メテオラに行くにはまずはギリシャのアテネに向かいます。
アテネまでは成田から約16時間です。
そこから鉄道で奇岩群のふもとの街「カランバカ」に行きますが、直通でおよそ4時間半ほどかかります。
修道院までは
- タクシーをチャーター
- バスと徒歩を組み合わせる
- ずっと徒歩
という3択ですが、私の場合はタクシーチャーター1択です…はい、もうアラ60’は無茶はできませんね~
行きたいトコロ!!第2段はいかがでしたでしょうか?
なかなか行けない現状ではありますが、夢は大きくって思ってます!(#^^#)