日曜日にアップリンクで観てみたい映画があったので、また吉祥寺まで行ってしまいました。
友人に連絡したら、美容院に行っていたけど終わったらすぐに合流してくれて一緒に観てきました。
「ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ」はまたしても製作がA24、そしてプランBとのコラボ作品です。
今アメリカで、この2つの制作会社はとても注目されています。
ジョー・タルボット監督は映画を撮るために高校を退学し、親友のジミー・フェイルズと映画を撮るために奔走します。
彼の長編デビュー作がこの映画で、主役は親友のジミーです!
映画の中の親友役には、今注目のハリウッド俳優ジョナサン・メジャーズを起用、これが大当たりだったと思います。
黒人が歌う声の良さも、心を打たれました。
素晴らしくて、ずっと長く聴いていたかったほどです。
この映画の神髄は「友情」です。
本物の友情は、昨日、今日出会ったばかりの男同士が自然に出せるものではありません。
↑ http://www.phantom-film.com/lastblackman-movie/introduction.php
左がジミー・フェイルズで右がジョナサン・メジャーズです。
ジミーはタルボット監督の本当の親友です。
それが見事なまでに、そのまま2人にしか通い合わない「目で会話」できるような友情を感じることが出来ていました。
素晴らしかったです。
ジミーのおじいちゃんが建てた、サンフランシスコのヴィクトリアン様式の美しい家を取り戻そうとしていました。
↑ サンフランシスコのケーブルカー、昔飛び乗ったこともあります(#^^#)
目印は魔女の帽子のような屋根。
その頃住んでいた面子はすっかり様変わりし、白人が多く住み着いた「フィルモア地区」。
もう黒人の青年がどんなに頑張ったって買えるような家ではなくなってしまいます。
それでもジミーは諦めませんでした。
脚本を書き、監督をすることが大好きな親友モントとその家で永遠に住み続けたい。
そんな想いから、住んでいる白人の留守に窓枠のペンキを塗りなおしたりと手を入れていきます。
だっておじいちゃんが建てたこの家は、思い出が詰め込まれていて誰にも譲れないのだから…。
白人が引っ越し、売りに出した家に無断で住み始めますが、世の中はそんなに甘くない。
- 住む家もないような、仲間の1人が殺されたりとハプニングが続きます。
- 関係が悪化している父や住んでいる場所も知らない母も登場します。
- 海の魚は昔と違って汚染されているのかもしれない。
彼が信じているのは、親友のモントと、変わらずそこにあり夢を見させてくれる坂の途中のその美しい家だけなのです。
この映画で一番伝えたかったのは、
- 時代がどんなに変遷を遂げても、変わらずに持ち続ける家への愛着
- たった1人の親友とのかけがえのない友情
なのではないでしょうか。
変わっていく街の中で、唯一変わらないもの。
それが上記の2つなのです。
サンフランシスコの坂のある風景と海。
↑ サンフランシスコの坂。その向こうには海に浮かぶアルカトラズ島
登る時はスケボーを必死で漕いで、下る時は一気に下る。
この街に生きる彼らは、そんなスケボーのような人生を地味だけど、しっかりと生きているのです。
親友って簡単に得られるものではありませんよね!
- どんなにコロナに阻まれても、変わらない友情が私にもあります。
- どんなに行けなくなっても、変わらず会いたい横須賀の海の景色もあります。
みんなそんな風に生きているから、辛いことがあっても乗り越えて来られたのかもしれませんね!
食事はなんと「吉野家」!!
「牛すき鍋膳」がすっごく美味しいと弟が言っていたので、友人に提案したら快く付き合ってくれました(笑)
最近の吉野家は、テーブル席もあってとっても落ち着いていただけますね!
カウンターだけの吉野家さんだと入りにくいなぁと思っていましたが、吉祥寺の吉野家は結構広々としていたので全然入り易くて良かったです。
そして「牛すき鍋膳」にはきしめんも入っていて、量的にも充分お腹いっぱいになりました。
↑ 下の方にきしめんが隠れています!
かなり多くの人が注文していたので、今は人気No1なのではないでしょうか。
久々の吉野家でしたが満喫してきました(*´▽`*)
吉野家については詳細はいらないですね!
皆さんの街にもきっとあるし~♪
急なお誘いに応じてくれた友人に感謝です!
やっぱり友情って素晴らしい!!!(笑)