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なるおばさんの旅日記

日頃のお出かけを含めた旅の日記

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韓ドラ27本目は「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」気づきがいっぱいだ!

このドラマはずっと気になっていて、主人とも意見が合って観ようとなった作品です。

 

「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」…うーん…邦題はもう少し工夫して欲しかったな…。

 

主人公のウ・ヨンウ(パク・ウンビン)自閉症スペクトラム症ではありますが、IQは164の天才です。

 

膨大な量の法文を全て暗記しちゃってるので、弁護士試験も一発合格。

大学はソウル大学の法学部を主席で卒業。

 

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↑ https://www.cinematoday.jp/page/A0008463より引用させていただきました

 

それで自閉症スペクトラムでなければそりゃもう引っ張りだこの弁護士ですね!

感覚が鋭敏過ぎるので、すぐに不安に陥りやすく、部屋に入る時も環境が違う場所に入るということで3つ数えないと入れない。

 

回転ドアは入るタイミングを図れない。

 

大きな物音などは恐怖でしかなく、身体もバランスよく動かすことが苦手なのです。

そんな彼女を雇ってくれたのは、お父さんの後輩でもあるハンバダという弁護士事務所の代表ハン・ソニョン(ペク・ジウォン)でした。

ハン代表のライバルである弁護士事務所のテサンには、パートナー弁護士としてヨンウの母親に当たる女性テ・スミ(チン・ギョン)がいます。

そう考えれば彼女の才能は母親譲りなのでしょう。

 

ヨンウの生い立ちは、彼女が関わっていく事件から少しずつわかってきます。

 

そしてウ・ヨンウは恋をします。

それがとっても純粋で真っ直ぐで、それでも自分の障害を思って前に進めなくなるところではこちらも一緒に悲しくなってしまいます。

 

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↑ https://realsound.jp/movie/2022/08/post-1091174.htmlより引用させていただきました

 

事件は彼女の鋭い視点や法文の緻密な解釈などを通してどんどん解決していくため、その過程でウ・ヨンウは弁護士としての成長も遂げていきます。

ロースクール時代からの友人であるチェ・スヨンや学生時代からの親友トン・グラミなどに助けられながら、彼女は普通の生活をするべく社会人として成長していきます。

 

ハンバダの上司であって良き理解者となるチョン・ミョンソク(カン・ギヨン)もとても良い役だと思いました。

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↑  https://www.cinematoday.jp/page/A0008463より引用させていただきました

 

私はこの上司のような人、結構好きです(笑)

雰囲気も容姿もかなりタイプです…(ノ´∀`*) 

一番興味深いのは、どこか世の中を斜めにしか観れず、生意気で冷たい印象だったクォン・ミヌ(チュ・ジョンヒョク)がヨンミとの出会いでどんどん変わっていく様です。

真っ直ぐに、そして正直に、法と向きあって依頼人のためにひたすら弁護するウ・ヨンミの姿は私達の世界で失われている「何か」を思い出させてくれます。

 

彼女の「ヒラメキ」のたびに風と共に現れる「クジラ」と「イルカ」と「シャチ」

 

↑ ヒラメキと共に現れるクジラ・イルカ・シャチに癒されます

 

それらの海洋生物がビルと並び、空を飛び、法廷の壁にも現れる。

閃いてからの彼女は饒舌で、誰も反論する余地がないほど賢明で清々しい弁明をします。

 

↑ ウ・ヨンウはクジラやイルカの話なら何時間でも語ります

 

一度でいいから彼女の裁判をこの目で見たいと思うほど、ファンになってしまいます。

 

社会性だったり共感能力だったりは確かに普通の人と比べるとかなり劣っていますが、彼女のやり方が間違っているのかと問われると決してそんなことはないのです。

そんなヨンウを愛してしまったイ・ジュノ(カン・テオ)が彼女のどんな部分を見ているのかがとてもわかりやすい撮り方になっていました。

一見それは「彼女を守る」だけの立ち位置のように見えますが、決してそんなことではないのです。

 

「彼女といると楽しい」し「彼女に助けられてもいる」のです。

 

誰もがウ・ヨンウといることで、本当に「自分はどうするべきか」をハッキリと知るように思いました。

彼女から学ぶべき点が非常に多かったとも言えるでしょう。

海苔巻き(キンパ)しか食べない彼女の栄養面はかなり心配でしたが…(^^;)

 

このドラマの中でウ・ヨンウがこのように話しています。

 

「私はシロイルカの中で生きる一角(イッカク)です」

一頭だけ姿形は違っていていかにも生きづらそうに見えるかもしれないけれど、自分なりのやり方でしっかり生きていけるし、みんなと仲良く共存したいと思っている。

 

↑ イッカクって観たことありますか?

 

自分とちょっとでも違う要素があると、人は構えてしまうのかもしれません。

ですが、人間は誰もが唯一無二の存在で、誰が普通なのかなんて考えても仕方のないこと。

色々なことに気づける素敵な作品でした。

主役のパク・ウンビンさんは「恋慕」の主役で一度見たことがあります。

 

↓ その時の記事はこちら

www.narutabi.com

 

今回は全く違う役でしたが、とてもご自分の成長に繋がる役だったのではないでしょうか。

難しい役を本当に好演されていて、彼女の新たな一面を観ることが出来たような感動を覚えました。

韓ドラに馴染みのない方でも、このドラマは本当に見やすいドラマだと思います。

オススメです!!(#^^#)