内閣府の予想によると、現在7,406万人いる人口も45年後には4,529万人にまで減ると言われています。
それって4割も減少するということです。
それに伴ってガンガン下がっていくことが確定しているのが、日本の労働力人口です。
↑ https://www.motivation-cloud.com/hr2048/c225より引用させていただきました
グングン右肩下がりのグラフを見ると恐ろしくなります。
少しでも早く対策を進めていかないと、AIに頼るか、外国人に頼るかしかなくなるということなのでしょうか…(^^;)
コロナで非常勤の社員を切った会社は、人手が戻らず苦慮しているところも多いようです。
こうなると、その会社・企業にとっていいことは1つもありません。
サービスが悪くなる→評判が下がる→倒産する
という道が見えてきますね…
そして、もう1つの問題が地方ほど人手が足りなくなっているという現状です。
昔と比べて転職組も多く、より条件の良い都会の大企業へと移っていくからです。
人手不足が深刻な業態って何なんだろう…
- 医療・福祉
- 宿泊・飲食サービス
- 建設業
- 運輸・郵便
などはかなり深刻なようです。
医療や福祉で特に問題なのは「介護職」です。
年々高齢者は増える一方なのに、介護職を選んでくれる人材が増えない。
他業種と比べても低い給料に加え、肉体労働も多く、夜勤など3Kと言われるマイナス要素が多い
そんなところで人気があるはずはありません。
お給料も介護保険制度で売上の上限が決められているため、これ以上は高く出来ないという国の制度にも問題があるんですね!
↑ 介護職のお給料はトップクラスにして良いのでは?と思います。
宿泊業の人手不足も約51%減とかなり深刻です。
休暇が取りにくいことや今回のコロナのような場合の不安定さが浮彫になったことも戻ってこない要因になっているようです。
それは飲食業も一緒で、一度クビにしたアルバイトはほとんど帰ってはこないようです。
ホテルなどの宿泊業も就業者が戻ってこなければ、室数の縮小やサービスの低下も危惧されます。
飲食業などもサービスの遅れや、時間外労働の増加による離職なども考えられるので益々厳しくなると言われています。
タクシーやバス業界も万年人手不足の状況に入っています。
これからは、会社はより良い条件で「仕事が出来る人」を確保すべきではないかと思えてきます。
例えば非正規でも「この人はずっといて欲しい」と思ったならば、迷わず正社員になってもらうなど、迅速な対応が鍵となりそうです。
のんびりしていたら、その人材は他に流れていってしまいます。
↑ https://www.kk-synergy.co.jp/cat01/452048/より引用させていただきました
DXとか社員の再教育とか難しそうなことは置いておいて、どんどん若い方は売り手市場になるかもしれないので会社を「見る目」を養ってほしいですね!
そのうち公務員も地方の方からジワジワと人手不足になっていくと予想されています。
そうなると残業も増えるし、一人の人材が多くの仕事を掛け持ちで行うことになります。
- 窓口でもきめ細かなサービスが出来なくなる
- 受け持つ担当エリアは増える一方
- 迅速な処理が出来なくなる
などの問題が出てくると、安心して市民が暮らせる町ではなくなってしまいます。
他の市区町村へ人口も流出して過疎化しちゃうなってことも起こりそうです。
終身雇用が当たり前だった頃と今とではかなり「仕事に対する価値観」が変わっています。
ワークライフバランスを考えられる企業へと人は流れるし、そうじゃない会社は簡単に離職されてしまいます。
テクノロジーの導入などに伴い企業が求める人材は偏ってきているのに、仕事を求める人は誰もがそういう知識がある訳ではありませんね!
現在大学に通っている方は、いま日本ではどんな業種が求められているかを見極め、引っ張りだこになるような求められている知識を持って卒業することが成功への近道かもしれません。
↑ ライフワークバランスを考えない会社に入ってしまったら大変です!
シニアをもっと活用しようという流れも出てきています。
私ももう少し働かなくてはならないのでシニアにお仕事があるのは嬉しいことです。
キツイ仕事しかなかった70代とかでも、事務の仕事につけるチャンスがあると良いと思います。
やはりここでも、「子供を産み育てたい社会にすること」がキーになってくるのですよね。
子供達が老後を迎えるころはどうなってしまっているのか…そこが一番心配だったりします。
孫の時代は…逆に人口が増えていたりするのでしょうか…...( = =) トオイメ目