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なるおばさんの旅日記

日頃のお出かけを含めた旅の日記

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アメリカで銃による死者が急増!恐れていた通りになってる…

2020年と2021年の2年間はアメリカで最も銃が売れた年でした。

 

パンデミックの影響で「一番売れているのは銃」という記事を以前書きましたが、その時に恐れていたことは現実になっています。

 

↓ その時の記事はこちら

www.narutabi.com

 

この2年間で売れた銃の数は約4000万丁と言われています。

 

それに伴い、銃撃事件で死亡した人の数も20,000人を超えていると言います。(自殺者は含まずにこの人数です)

 

↑ 誰もが持っていると考えるともの凄く怖い…

 

今年の2月2日にニューヨークの5番街で、20代の2人の警察官の葬儀が行われました。

 

銃による発砲で亡くなった(殉職した)警察官の葬儀です。

家庭内暴力の通報を受けて駆けつけた2人は、その家の男に銃撃されたと言います。

葬儀は5番街に位置する「セント・パトリック大聖堂」という教会で行われましたが、この日五番街は交通規制が敷かれ、多くの警察官が集まって道路を埋め尽くしました。

クレーンでつるされた巨大な星条旗が空を舞い、通りに面したデパートもこの時間は入口を閉鎖したようです。

 

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↑ https://www.afpbb.com/articles/-/3388276?pid=24152905より引用させていただきました

 

「10時45分になったら整列してください」

 

スピーカーの合図で集まってきた警察官は、実数は公表されませんでしたが、報道では10,000人近い警察官が集まったとされています。

 

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↑ https://www.afpbb.com/articles/-/3388276?pid=24152929より引用させていただきました

 

制服のエンブレムから推測するに、「デラウェア州」「ペンシルベニア州」などの遠方の地名も見られ、一番遠い所は「マサチューセッツ州」から来ている警察官も見られました。

式がはじまると彼らはしっかりと整列し、棺を乗せた車列が通る間は敬礼のポーズをとり続け、「仲間」の旅立ちを見送りました。

まさに、紺色の制服で五番街が埋め尽くされた光景には圧倒されますね!

 

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↑ https://www.afpbb.com/articles/-/3388276より引用させていただきました

 

この光景からもわかるように、アメリカで後を絶たない銃犯罪と治安の悪化を、多くの市民が不安に思っているのです。

翌日のバイデン大統領の会見では、「今は警察予算の削減をする時ではない。『3Dプリンタ』などで作られた“ゴースト・ガン”対策などの銃規制を強化する」と表明したのです。

 

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↑ https://diamond.jp/articles/-/301569より引用させていただきました

ゴーストガンを手に持ち、説明するバイデン大統領。

ゴーストガンにはシリアルナンバーすらありません。

 

2年前の「ブラック・ライブズ・マター」(白人警察官が黒人男性を死亡させた事件)を契機に世界中に広がったデモ参加者の合い言葉がこの「警察予算の削減」というプラカードに掲げられたスローガンだったのです。

 

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↑ https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00057/090900048/より引用させていただきました

 
トランプ元大統領の頃から、政権が変わっても銃による犯罪は一向に減る兆しを見せていません。

 

今一番深刻な「治安の悪化への不安感」アメリカ全土に広がっています。

 

私も旅行先を考える時、どうしても今のアメリカ(特にニューヨークやロサンゼルスなどの大都市)は選択肢に入れることができません。

 

  • 治安の悪化
  • ネズミの大量発生
  • アジアン・ヘイト
  • 物価の高さ(それに伴うチップの高さ)
  • 旅行費用のバカ高さ

 

これらの理由から、とてもじゃないけど今は行く気になれません。

 

↓ ネズミについてはこちらの記事を読んでみてください。

www.narutabi.com

 

日本ではパンデミックが収束に向かっても、この手の恐怖はありません。

 

銃社会の怖さは本当に深刻ですね…。

銃の乱射事件も今後益々増えてしまうのではないかと思うと、子供を学校に通わせるのも不安になります。

 

↑ どんな解決策があるのだろうか…

 

銃規制については未だに有効な解決法を見いだせていないアメリですが、バイデン大統領も支持率の低さをここでどう挽回していくのか…も注目されています。

私達旅行者は、自分で自分の身を守ると言っても「銃を持ち歩く」訳にはいきません。

 

「すれ違う国民がみんな銃を持っているかもしれない恐怖」はどうしても拭えません。

映画の世界だけでなない「恐怖」が数値化されている以上、冷静に世界の現状を見極めて、「旅先や留学先を選択」していかなくてはいけない時代が来ているのかもしれません。

お仕事で行かれている方も多いと思います。

常に皆様のご無事をお祈りいたしております。