Netflixで韓ドラと韓ドラの合間にマ・ドンソク主演の「バッドランド・ハンターズ」を観ました。
いやぁ、マ・ドンソクが何とも強くていつも惚れ惚れしちゃいます(笑)
大地震があってソウルが無法地帯の荒野になるところからストーリーが始まります。
その直前に「変な人体実験」をしていた医者ヤン・ギス(イ・ヒジョン)が、自分の娘の命を救おうと注射を打とうとしているところで地震が起こるのです。
荒野になったソウルでナムサン(マ・ドンソク)と一緒に助手のように傍にいる青年ジワン(イ・ジュニョン)は逞しく生きていました。
↑ https://natalie.mu/eiga/gallery/news/558012/2234561より引用させていただきました
知り合いの少女少女スナ(ノ・ジョンウィ)が彼女のおばあさんと共に変な集団に「美味しい水が飲める」と連れて行かれたことを知り、救出に向かいます。
↑ https://hitocinema.mainichi.jp/films-info/badland-huntersより引用させていただきました
そこに加わったのは、特殊部隊所属の女兵士ウノ(アン・ジヘ)でした。
そのおぞましい集団のトップは冒頭で変な人体実験をしていた医者ギスでした。
彼は子供や青年の身体を利用して、無敵でなかなか死なない人間を造ることを行っていました。
なのでここの兵士は強すぎです!
多少のことでは死なないので、首を切るか頭をぶっ飛ばすぐらいしかないのです…。
(そう言ってしまえばかなり残酷ですが、ここの兵士はロボットのようにしか見えなくなります)
残酷と言えばかなり残酷なのですが、マ・ドンソクの「悪は排除・身内や罪のない市民は徹底的に守る」という一貫した姿勢は爽快さすら感じさせます。
↑ https://realsound.jp/movie/2024/02/post-1566012.htmlより引用させていただきました
安心して観られるのは彼の強さがあるからですが、ナムサン側の3人は結構強くて頼もしかったです。
不気味だったのはギス医師の娘の生かされ方でした。
上半身のみになりながらも内蔵が動いている(心臓が動いている)のです。(感情は持っていないように見えました)
こんな医学的には絶対に不可能であろうことが、注射できるようになるならその時代に生きていたくはありませんね…(^^;)
↑ https://hitomikdrama.com/wilderness/より引用させていただきました
実はこの映画は先月公開された「コンクリート・ユートピア」という映画の続編のような存在の映画だったのです。
「コンクリート・ユートピア」もまた巨大地震で崩壊した世界という部分も一緒で、ロケに使われた「皇宮(ファングン)アパート」も一緒です。
↑ コンクリート・ユートピア : 作品情報 - 映画.comより引用させていただきました
そちらを先に観た方が良かったかな…とも思いましたが、先月は何かと予定が詰まっておりましてなかなか一人で映画に行けませんでした(^^;)
そちらを見なくても充分に単体で楽しめる内容になっていますので、強い主人公でスカッとしたい方にはオススメの映画です。
↑ https://realsound.jp/movie/2024/02/post-1566012.htmlより引用させていただきました
確かに残酷なシーンもありますが、相手がアンドロイドやゾンビみたいな存在なのであまり心が傷む要素は少ないと思います。
スナのおばあさんは、マンションに到着する前に別の場所で殺されてしまいます。
「医療機関があるのでそちらに連れていく」と言われてスナとは途中で別々の道を進むのです。
そのおばあさんの言葉は最後まで意味を持ちます。
「自分でやってしまったことは、必ず自分に返ってくるんだよ!」
私たちもその言葉はしっかりと胸に刻んで生きていくべきだよな…って思いました。
誰かに酷いことをしたら、そのお返しは違う人からかもしれないけど同じように酷い仕打ちを受けるということですね…。
単純な一例を考えてみましたが…
- 誰かを騙しても、別の誰かに騙される
- 浮気をしても、その相手に浮気される
- 人を殺したら、他の誰かに殺される
というような道をたどるということなんだと思います。
↑ 水もないような荒野で雨を待って生きる…どんなに大変なことだろう…
どんなに強くてもあのような無法地帯の荒野でなければ、あんな暴力は許されないと思います。
あのような恐ろしい世界では「悪がはびこる」からそれを取り締まるハンターのような強い人間は絶対に必要になってきます。
若い娘などが一人で生きていける世の中ではありません!
ちょっと「マッドマックス」を思い起こさせる雰囲気がありました。
そんな役にはピッタリのマ・ドンソクさんでした(#^^#)