海外旅行から帰ると、個人差はあるものの、一種の脱力感のようなものを感じる人も多いと思います。
それは、旅行がとっても楽しかった場合に強く感じるもので、色々な気持ちが心を過るからなんだと思うのです。
その心情には様々な想いが含まれているのだと思います。
- あんなに楽しかったのに現実は仕事(学校)が明日から
- 時差から来る体内リズムの乱れ
- 気が張っていたところが急に緩む
- 歩き疲れたり、荷物を持っての移動や機内で眠れないなどの疲れ
- 次は何時行けるのだろうかという不安
- 旅行用品の片付けや洋服の洗濯など後片付け全般の大変さ
- 空港に到着しても、そこから家の最寄りまでの移動が面倒
- 海外の美しい景色や現地でのホテル生活の快適さから離れる寂しさ
- 海外の人々との出会いと別れから来る寂しさ
これらの感情は、自分でもなかなか上手にコントロール出来るものではありません。
特にコロナ渦で海外に出ることが久しぶりだったりすると、余計にそれを感じる人が増えているというデータもあります。
↑ 日本には無い乗り物や景色にワクワクした一週間…
物質的な面でも、ヨーロッパ路線がウクライナとロシアの戦争によって大回りを余儀なくされている現実が続いており、時間的にも飛行時間が長くなったことも一因だと言われています。
ロシアの上空を通れないことにより2時間前後ですが余分に飛行時間がかかる国が多いのが現状です。
人によって帰国の寂しさを感じる瞬間が違うというデータもあります。
- 帰国前夜の眠りにつく時
- 現地の空港に向かっている時
- 飛行機が現地を離陸する瞬間
- 帰国便の飛行機の中
- 日本の空港に着陸した瞬間
- 日本の空港の税関や荷物をピックアップしている時
- 最寄り駅までの移動の時
- 家の玄関にたどり着いた時
- 家族の顏を見た時や自分のベッドに横になった時
こんなに様々な瞬間に、「旅の終わり」を意識して寂しくなる瞬間があるんですね!
↑ 帰ってきちゃったなー、整然としてるな…日本って…
皆さんはど↑ こでそれを感じますか?
私は意外と早い時点でそれを感じます。
一番最初に記した、「帰国前夜の眠りにつく時」に一番寂しさを感じるタイプです(;´Д`)
現地の空港に向かっている時は、その寂しさを感じつつも、帰国してからのことを考えていたりします。
私の場合は特に「行く前の気持ち」を海外に焦点を合わせていく段階がとっても長く、自分で自分をグングン盛り上げていく作業(調べものや友人との会話など)や心の変化があるので「楽しい時間」は「旅に行く前から最後の夜に寝る時まで」ととっても長いです。
そのせいもあるのか、帰りは早めに寂しさを感じ、帰りの飛行機では既に「日本にいる時の気持ち」に切り替わっているという感じになります。
↑ 飛行機で感じる…という方も多いかもしれませんね!
帰りのリムジンバスなどでは、もう次の旅行のことを考えていたりします。
脳内は海外に限らず、国内旅行のことだったりしますが、楽しいことを考えてないと本当に虚しくなるからかもしれません。
↑ 帰ったらまず洗濯機を回します…
そしてブログを書くようになってから、「虚しさ」が長引くことが無くなりました。
これはいい意味で、嬉しい変化でもありました。
行って来た旅を脳内でまとめながら、電車やバスに乗って最寄り駅まで帰ってきたりしています。
流石にスマホで文章を書くほど元気は残っていませんが、なんとなく最初の記事の構成を脳内で作っていたり、どんな写真があったかを確認したりはします。
海外旅行から帰ってきたときの「虚無感、脱力感、無気力感」を感じたら、その旅をブログでなくても「アルバム集」をスマホ内に作ったりという作業に没頭するのもいいかもしれないですね!
そして一番良い方法は、「次の旅」を企画することだと思います。
↑ 予算があるので、その中で行ける国を選ぶのも最初の選択だと思う…
それが来年のことであっても、二年後のことであっても、それに向けて考えるのはとっても楽しいことです。
- どこへ行くのか
- 何を食べるのか
- 誰と行くのか
- 一人旅にするのか
などからスタートして、今回の旅の経験をしっかり入れ込んだ次の旅を創り始めましょう!
「虚無感、脱力感、無気力感」が幾らか軽減されることは間違いないと思います(#^^#)