例年だったらクリスマス前は、全米の映画館でも大きなかきいれ時となるはずです!
街も店も華やいで、一番輝くのがクリスマスシーズンのアメリカ!
そんな中、映画業界の今年はアメリカでも、大分様子が違うようです。
2019年には「アナと雪の女王2」などのディズニー映画もしっかりとランクインしていたし、「007」や「ファンタスティックビースト」などなど大作が出そろっていましたね。
この時期は、そろそろ翌年の「アカデミー賞」のノミネート作品も話題に登る季節なのですね。
やっぱりコロナ渦のアメリカでは、今年は映画がほとんど上映されないという事態もあり、例年と比べると恐ろしいほど興行成績が下がっています。
↑ 雰囲気のあるオハイオ州の映画館
上位10作品の合計が530万ドル(5億5,000万円)というのですから、恐ろしい数字です。
2019年には全米の合計が1兆2,200億円だったようですから、上位以外の作品を足しても恐怖の下落ですね!(>_<)
3月から8月の間は映画館も閉鎖されていました。
日本はそれでも閉鎖されたのは約3ヶ月だったのにも関わらず、映画館が閉鎖になったりと打撃はそれなりに大きかったです。
アメリカは倍以上長い期間に渡り閉鎖されていた訳ですから、映画の興行成績の下落は当たり前といっちゃ当たり前です。
勿論、日本と比べても感染者の数が桁違いに多いので怖くてとても街中に出られない状況が現在でも続いています。
映画界全体がコロナでダメージを受けているけど、日本に比べて大きく落ち込んだ印象は否めないですね…(>_<)
世界中が期待していたクリストファー・ノーラン監督の「テネット」ですら、最低の数字だったと言います。
↓ 「テネット」の感想記事はこちら
そんな中でも、日本のアニメ「Fate/Stay night [Heaven's Feel]」Ⅲ.spring」が10位にランクインで大健闘!
3日間で20万ドルを売り上げて堂々のランクインだそうです。
↑ https://movie.walkerplus.com/news/article/1012004/image10100245/より引用させていただきました
なんか凄くないですか??日本のアニメ!
そして、日本のアニメと言ったら外せない、今や飛ぶ鳥を落とす勢いの「鬼滅の刃」が2021年初頭の公開を控えています。
どうなるんでしょう…。
↑ https://movie.walkerplus.com/news/article/1012004/image10100242/より引用させていただきました
↓ 鬼滅の刃の感想記事はこちら
私はかなり上位に食い込むと予想しているのです。
そもそもゾンビものは嫌いじゃないアメリカ人。
そこに和風の「忍者」「侍」「武道」の要素もあるから大好物じゃないかと…(笑)
日本でも一位を叩き出したアニメで、アニメ好きじゃなくてもハマったのでこれはかなり期待できそうですよね(^^)/
映画館で涙するアメリカ人が大勢いる様子を予想出来てしまいませんか?
鬼滅の凄いところは「子供のアニメ」とは言えないところです。
老若男女問わず、ファンがいるアニメなので、そんな視点からもかなりの新規ファンが現れそうです。
海外でのタイトルは「デーモン・スレイヤー」(Demon Slayer)
直訳すると「悪魔を殺す者(英雄)」という意味です。
ある意味そのまんまですが、そのタイトルは誰が決めるのか興味があります(笑)
ワクチンの効果がどこまで出るかで違ってきそうだし、今のままじゃ映画館どころじゃないので公開がいつになるかも疑問です。
それでも日本が世界に誇れるアニメーション。
きっと世界中に「鬼滅ファン」を増殖させるに違いないと信じています。
そんなことで冷え切った世界の「映画界」が少しでも元気になってくれることを願って止みません!( *´艸`)