2週間ぐらい前に散歩で等々力渓谷に行った際に、色々な家の軒先や玄関に「カラス」の置物があったのです。
正位置で置かれたカラス、逆さに吊られたカラスと色々な種類のカラスの置物。
何となく何かのおまじないのようで少し不気味な雰囲気もありました。
↑ 正位置のカラス…ちょっと物憂げです…
調べてみると、「等々力緑地のとどろきアリーナの西側の道路沿いの小さな森」ではカラスの襲撃に対する「警告文」が貼られていた時期があるようです。
ということは、あの辺り一帯は「カラスの被害」が多いのだろうと思います。
↑ 逆さ吊りのカラスの方がかなり怖いです…
そこで「カラスにはカラス」!
「目には目を」じゃないですが、カラスを撃退するにはカラスが良いとのことで、ちゃんとアマゾンなどでもカラスの置物を撃退グッズとして販売しているのですね!
ちょっとびっくりでした( *´艸`)
森や木々が多い場所ではどうしてもカラスが増える傾向にあることは、安易に想像できるのですが、その撃退法が「かかし」などではなくて「カラス」とは…。
しかも上向きに正位置に置くと、「鳩」を撃退でき、逆さに吊り下げると「カラス」を撃退するというのですから不思議じゃないですか?
カラスがその目でみて、「俺も逆さ吊りにされちゃうから、近づくのはやめとこ!」と思うということですよね!(笑)
確かにカラスはとても賢い鳥だという事は周知の事実なんですが、どこまで色々なことを理解しているのか知りたくなりました…(-_-;)
↑ 等々力渓谷にはこんな感じで木々が鬱蒼としている所が多い…
娘が小学1年生だったころ、学校へ黄色い帽子を被って行っていました。
いつも電線にとまっていたカラスの一羽が、娘に向かってスーパーボールを落としてきたと行って泣きながら帰ってきちゃったことがありました。
そして翌日も、やっぱり同じ場所で同じように今度は白っぽい石を落として来たと言うのです。
↑ 怖かったのだろうとは思いますが…(笑)
ちょっと信じられなかった私は、次の日からしばらく送りがてらその場所まで付いていきました。
カラスは電線にはいるものの、何も落として来ないので「娘の言っていることは本当かな??」と思ったりしました。
翌週位に、そのことはすっかり忘れていた頃、また娘が学校から帰ってきて言いました。
「今日は何を落としてきたと思う?金魚の死体だよ!!」と言って半べそでした。(正確には死骸??(笑))
そのせいで、そこから2ヶ月も学校へ行く道の途中まで見送る日々が続きました。
一度だけ、口に何か光るものを咥えているカラスを見上げた時見つけたので、そいつの仕業だったのかもしれません…
親がいるとやらないというのも…なんて賢いんだろう…
そして咥えていたあの物体は何だったのだろう…
今思い出しても不思議で仕方ありませんが、娘に聞いてみると今でもその辺りを通ると上を見ちゃうそうです(笑)
ちょっと調べてみてビックリしたカラスの賢さとは、
- 木の実などを車に轢かせてから食べる
- 木の枝を使って木に隠れた虫をほじくり出す
- 蛇口を回して水を飲む
- 危険人物を特定して仲間と共有する
- 数字は「6」まで認識できる
など凄まじいほど賢いエピソードが世界で沢山報告されているんですって!!
きっと娘が遭遇したカラスは、娘の「ギャー!!」と言って泣きながら逃げる反応が面白くて遊んでいたのだろうなと推測します。
娘のは襲撃とは若干違うかもしれませんが、等々力緑地のカラスはきっと何かしらの「怒り」の感情を持っていて襲っていたのかもしれませんね。
↑ 水もあるし、カラスには住みやすい環境なのかしら…
我が家の周りには結構木々が生い茂った公園や神社、お寺などもあるのでカラスは多めです。
等々力渓谷への散歩で出会った「カラスの置物」がずっと気になっていたので調べて記事にしちゃいました!
昔からカラスは「縁起が悪い鳥」とされていますが、それは色と大きさのせいもあるかもしれませんね。
カラスでカラスを撃退!
住んでる地域によっては本当に深刻な問題なんだろうと思います。
ご近所はそこまでではありませんし、昔より若干カラスの数は減った感じがします。
4月~8月は繁殖期に入るので攻撃的になると知りました!
小さいお子様は入学と同時にちょっと怖いかもしれないので、地域にカラスが多い方は気を付けてくださいね(#^^#)