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なるおばさんの旅日記

日頃のお出かけを含めた旅の日記

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チェコ共和国のプラハは「ヨーロッパの建築博物館」という側面を持つ

コロナがなければ、今年はおそらくチェコに行く予定でいました。

 

記事自体を「行きたいトコロ!!」カテゴリーにするか悩みましたが、まだ友人とも「しばらくは行けない」と思いたくないという観点から普通に記事にしたいと思います。

 

「行きたいトコロ!!」シリーズはなかなか行きたいけど行けないという部分が多い場所を敢えて記事にしているんです!(笑)

 

その中で行けるところはきっとせいぜい2つか3つへ行けたら素晴らしいのでは?(ちょっとコロナで弱気になっています…泣笑)

 

チェコ共和国(通称チェコって比較的新しい国なんです!

 

チェコスロバキアという国名だと確かに古いのですが、チェコ共和国になったのは1993年なので息子より年下です!

国旗も同じなのでなんとなく、チェコスロバキア=チェコ共和国というイメージが強いかもしれません。

昔のチェコスロバキア共和国が二つに分離したのがチェコ共和国スロバキア共和国なんですね~。

 

チェコは3つの地方からなっていて、プラハがあるボヘミア地方が一番身近かもしれません。

 

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↑ プラハは昼も夜も美しい! ゆっくり滞在したいです 

チェコの歴史は支配による様々な影響を受けた国であることがわかります。

 

第一次世界大戦後にはナチスドイツの保護領として存在し、チェコスロバキアは事実上解体され地図上から消えます。

その後第二次世界大戦後にチェコスロバキアは復活し、人民民主主義国家」を形成していきます。

 

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↑ 広場もとっても広くて綺麗にライトアップされてますね

 

その後1960年には社会主義共和国」に改名されます。

 

しかしプラハの春」と呼ばれる民主化運動によって、ワルシャワ条約機構5ヵ国の軍隊の介入を許してしまい、秘密警察が整備強化されるなど国情は常に不安定でした。

共和党体制が崩壊したのは1989年のビロード革命からということなので、本当に最近までは気軽な感じでいける国ではなかったのです。

約30年前にオーストリアとドイツへ行った時、友人はチェコに寄って帰ったようですが、しっかりとビザを取って入らなければならず、今のような気楽さはありませんでした。

 

反体制を訴えるような文字を綴った壁が、その後1980年のジョン・レノンの暗殺によって「自由と平和」を文字や絵にする壁画へと変わっていきました。

 

「レノン・ウォール」と呼ばれるこの壁は、フランス大使館からほど近い広場にあり、所有者は「マルチ騎士団」だというのですからすごく不思議な感覚になります。

 

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↑ 年々厳しくはなっていると思うので、同じ光景は2度と観れないのでしょう

 

2014年の11月に美術科の学生グループによって真っ白に塗られたという歴史もありましたが、最近では国内外の30人近くのデザイナーの作品に塗り替えられ11月のビロード革命の際にお披露目するような野外ギャラリーという形に変わっています。

ただし、マーカー、チョークなどの繊細な画材(スプレーは禁止)で、定められたフリースペースでのみ、「自由と愛」に関するメッセージを残せるようになっています。

いたずら書きなどに対処するためカメラの設置もしているようです。

 

スロバキアは東欧でもいち早くユーロを導入していますが、チェコは今でもユーロの導入に踏み切っていません。

 

通貨はチェココルナというもので、1チェコ・コルナ=4,92円です。

チェコはこれまでの歴史的建造物がそのまま残っているところが最大の魅力です。

 

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↑ 2,000コルナが1万円札、200コルナが1,000円札といった感じです

 

そんなチェコが何故に、「ヨーロッパの建築博物館」という異名を持っているのか!

 

第一次、第二次の両方の世界大戦でも戦火を免れているため、その時々の建築がそのまま残っているのです。

古い中世の街並みがあるかと思えば、もの凄く近代的な建物にも出くわします!

 

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↑ 新・旧の建物が同時にみられる街並みもチェコの魅力

 

有名な近代的建造物の1つが「ダンシング・ハウス」です。

 

ネーミングの由来は男女がダンスを踊っているような建物というところから来ています。

こちらはホテルにもなっているようです。

 

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↑ 面白い形ですね!これは写真に収めたくなる!

 

昔からの建造物があるということは、世界遺産も数多くあり、ステンドグラスなども当時のままだったりします。

 

特に「聖ヴィ―ト大聖堂」のステンドグラスはとっても美しいので是非観てきたいと思います。

 

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↑ 大聖堂ではちょっとゆっくりしたいです

 

チェコは自然の風景も素晴らしく、ボヘミアン・スイス」と呼ばれる巨大奇岩群が広がる地域へも足を伸ばしてみたいところです。

 

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↑ ちょっと足を伸ばすなら「ボヘミアン・スイス」へ

 

グルメの方もチェコは魅力的です。

 

まずは、ビールが美味しい

ローストビークというチェコの鶏料理も美味しそう(#^^#)

 

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↑ ゆっくりワインやビールと味わうお肉♡ 食べたいです

 

そしてチョコレートの美味しさは日本人の口に合うというので、お土産には最適ですね(#^^#)

物価もヨーロッパの近隣国と比べてもお安めなので、ちょっと素敵なレストランもそんなに敷居は高くないといいます。

プラハも非常に交通の便が良いので、地下鉄やトラム、バスを利用して気軽に観光地を周れます。

 

チェコドボルザークを輩出した国でもあるので、国民は「音楽家の国民」とも呼ばれています。

 

路上ミュージシャンが多く出没する「カレル橋」も見逃せません。

 

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↑ 昼には路上ミュージシャンがいる橋も夕刻にはこんなに風情がある景色に…

 

本場のオーケストラ鑑賞も出来るし、小さな街の教会で行われるミニコンサートなども面白そうです。

プラハ国立歌劇場」では本格的なオペラも観劇できます。

 

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↑ プラハの劇場も雰囲気がありますね!

 

日本と同じく四季もあるので、夏と冬はまた全然違う風景を楽しめそうですね!

 

交通の便が良く、比較的治安もいい。

食べ物とビールが美味しくて、素敵な建物をいっぱい観れて、物価もお安め。

英語も通じやすいようなので、一人旅でもそんなに怖くなさそうだなって思っています。

時差は8時間です。(夏はサマータイムの導入があるので気を付けましょう)

直行便が無いのが痛いけど、オーストリアやドイツなどから列車で入ってもいいですね。

ドイツのミュッヘンで乗り継ぎをすれば、一番効率的に行けそうです(#^^#)

 

ユーロが使えない所が惜しい!!(笑)

 

ユーロは慣れちゃうと使いやすい通貨なんですよね(#^^#)