実は韓ドラの合間にちょっとひょんなことから観始めて最後まで観ちゃったドラマがこの「宇宙を駆けるよだか」です。
高校生の恋愛を描いてもいるけど、なんと言っても「高校生男女4人の入れ替わり」が面白い!
Netflixのオリジナルドラマです。
そのうちの3人はイケメン2人と美女1人でクラスでも人気者。
水元君に告白された小日向さんは、絶頂の中にいたその日にクラス一の容姿に恵まれない暗い性格の海根然子さん(富田望生)と入れ替わってしまいます。
↑ https://no-vice.jp/article/51033/より引用させていただきました
それは海根さんが仕組んだ「赤月の日の夕方」に変わりたい相手に見られて自殺することで変わるという凄い命懸けの入れ替わりでした。
元々はマンガが原作ということでしたが、本当に良く出来ていましたね。
テーマは「美醜」。
入れ替わってしまったあゆみは然子の家で暮らすしかありません。
親からも信じて貰えず、クラスメートからも避けられてしまいます。
だけど一人だけ彼女の本当の中身に気づいてくれたのが火賀君でした。
火賀君はずっとあゆみのことが好きだったけど、親友の水元君との関係も考え、あゆみに告白はせず、友人として接していたのです。
入れ替わったことで火賀君の自分への想いを知ったあゆみは悩みます。
↑ https://no-vice.jp/article/51033/より引用させていただきました
逆にあゆみに姿を変えた然子は、美人になってチヤホヤされて最高の気分を味わいます。
ところが、然子の姿のあゆみが元々の明るい性格から、どんどんクラスの中で人気者になっていくのが面白くないのです。
自分が然子だった時はあんなに「仲間外れ」にされてきたのに、中身があゆみになったらみんなが然子の容姿込みであんなに愛されている…。
↑ https://www.fami-geki.com/vod/drama-switched/より引用させていただきました
元々の然子は性格までもが歪んでしまっていたことに気づかされます。
このドラマの主題は、美醜と言いましたが、
人は外見なのか内面なのか…というところにあると思います。
昔から「美人は得だよね!」と思われてきましたが、本当に外見だけ良ければ愛されるものなのでしょうか…。
私も決して美人ではないので、然子の気持ちもよくわかります。
美人が故の「得」という部分は全く味わうことがない人生ではありましたが、それなりに内面で勝負しなくてはならない…ということは様々な経験からどこかでわかって生きてきたように思います。
然子はそこが全くわかっていなかったのですね…。
ブスで性格も悪い
そうなると誰からも相手にされないどころか、バイキン扱いまでされてしまいます。
そうなると益々暗く自分の殻に閉じこもり、誰とも接触を持たないようになっていきます。
↑ 宇宙を駆けるよだか | マンガMeeより引用させていただきました
自分が苦しんできたその容姿が美人になってからも、明るくみんなに愛されていくあゆみをみて、結局一人で苦しむのです。
大好きだった水元君と付き合うことになっても、どこかで自分に自信が持てないのです。
あゆみが元の姿を取り戻すにはどうしたらいいのでしょうか…。
最後には赤月の夕方を利用して、とんでもない入れ替わりを連続して行います。
その都度屋上から飛び降りるという非現実的な行動を取るところがなんともマンガではありましたが、最後はちょっと甘酸っぱい青春の失恋なども味わえてなかなか面白いエンディングでした。
どんな容姿であっても、悪魔に心を持って行かれてはお終いなんだと思い知らされます。
↑ 鏡に映っているその姿だけが全てではないはずです…
笑顔で優しい人柄であれば、容姿はぐっと違って見えてくるのです。
(前髪ひとつ、歩き方ひとつ、クセひとつでも違って見えてきます)
本当に別人のように演じきった然子役の富田さんは凄い女優さんですね!
そして当然あゆみ役の清原さんも素晴らしかったです!
2役を演じる難しさは、男性の2人の主役もすごく完璧でした。
↑ こうやってみるとみんな可愛いしカッコイイ!!
2人はジャニーズWESTのお2人ですが、やっぱり清々しいイケメンさんですね(#^^#)
性格を演じ分けるだけで、ブスに見えたり可愛くみえたりを同じ人間が演じ分けるのですから、実際でも可愛く見えるような振舞いというのが絶対に出来るはずなのです。
容姿で悩んでいる若い世代に観てほしいドラマです。
さて、韓ドラに戻りますが、なかなか主人がハマって観ていたのが面白かったです!
「ママちゃんもブスだけど、笑うと可愛かったんだよなぁ~」
ちょっと待って!!過去形だし、何その発言…(;´Д`)
って思いましたが、思いっきりスルーしました(爆)