イギリス西部のブリストルでバンクシーがフェルメールの「真珠の耳飾りをした少女」をモチーフに描いた壁画に誰かがマスクを加筆したのが発見されました。
この絵はバンクシーが2014年に2階建てのフォトスタジオの壁に描いたものです。
このマスク!顔の大きさにちゃんとフィットしてる!
↑ https://www.cinematoday.jp/news/N0115616 シネマトゥデイ様から引用
今現在、バンクシーからはこのマスクに対するコメントは出ておらず、マスクを描いた人は不明です。
バンクシーと言えば、16日に自宅のトイレに複数のいたずらするネズミを描いた作品をSNSに投稿しています。
ちゃんと外に出ずに、「STAY HOME」 を守っている「バンクシー」に絶賛の声も聞こえてきます。
西洋の文化には「マスク」を着ける習慣はないことから、今回のコロナウィルスに対する警鐘として描かれたマスクであることは明らかです。
いったい誰が加筆したんでしょう?? 気になります…
この絵の面白い所は、耳飾りはこの建物の警報器になっているところです。
バンクシーってこういう細部まで、ユーモアと風刺を活かして描いていることがわかります。
昨年の秋、オランダの「MOCO ミュージアム」で彼の絵画を沢山見れたことでとっても興味が湧いたバンクシーの作品。
彼は世界中を旅しながら色々な絵画を描いていると思われます。
ネズミを沢山描いていますが、それも「世の中の嫌われ者」を描くことで世界に色々なメッセージを伝えていると言う見方も出来ます。
↓ オランダで「MOCO ミュージアム」に行ったときの記事はこちら
それにしてもこの少女のマスクの色はブルーで「医療用」のそれっぽくて、本当に「警告」というイメージを感じます。
少女というより看護師にも見えてきます。
「ナイチンゲール」のイメージも私の中ではこんな感じです。
もし、バンクシーがブリストルのご近所に住んでいたとしたら、本人が描いたとも考えられますよね!
医療従事者に対するバンクシー本人の「応援と感謝のメッセージ」という見方も出来なくはないと思うんです。
このマスクを描いたあとは自宅で奥さんに怒られながらお仕事??
↑ https://www.cinematoday.jp/image/N0115463_l シネマトゥデイ様から引用
をしているとしたら、バンクシーって芸術家でありながら、私たちにとっても近い感性を持った普通のおじさんかもしれないって想像をはたらかせてしまいます…。
先日笑ったのが、娘が息子とドライブがてらドン・キホーテにお茶と水と米を買い出しに行った時、可愛がっているテッドにマスクをしていたのです。
↑ 娘のやることには結構いつも笑わせてもらっています!
それを車に乗せて出かけるというのもどうかと思いますが、思わず吹き出しました…
異様に似合っているのが何とも笑えます。
うしろは食パンなどをとめる、パッチン留めなところが凄い(笑)
ストレスが溜まりそうなこの自宅待機の時だからこそ、こういう楽しみ方もあるのかもしれませんが…。