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なるおばさんの旅日記

日頃のお出かけを含めた旅の日記

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「ボクの穴、彼の穴。W」両チーム観ることで見えてきたものとは…

金曜日に両チーム、土曜日に東京公演の見納めをしてきました。

 

金曜日は週一休みで、一気に両チームを観てきました。

14時〜と18時~の2公演

両チームにちょっとした差し入れも含めて、大阪行きの新幹線を渋谷の緑の窓口でゲットしたりと今日はちょっとバタバタでした。

 

↓ 今月19日に観劇した時の記事はこちら

www.narutabi.com

今日の記事は感想という感じで書いてみたいと思います。

 

「ボクチーム」上川周作×井之脇海

 

一言で言うと、

 

「1つ1つの台詞も動きも丁寧に積み重なって、主題のど真ん中を貫いている!」

という感じでした。

 

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↑  https://natalie.mu/stage/gallery/news/591324/2413321より引用させていただきました

私がこの舞台に求めていたものが全て入っている感じで、こみ上げてくる感情は「戦争への憤り」や「あってはならない人間と人間との戦い」でシーンとした空間の中で、もの凄く惹きこまれました。

時々周作君のコミカルな動きや喋り方にクスっと笑ってしまったり、井之脇さんのどっしりとした芝居に安心感を感じたりしていました。

 

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↑ https://natalie.mu/stage/gallery/news/591324/2413324より引用させていただきました

 

芝居の流れがとても綺麗で、安心して観られるのでストーリーや台詞がしっかりと頭の中に入ってきます。

 

二人に大きな違いはなく、同じように戦争を終わらせたいと思っている…。

 

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↑ https://natalie.mu/stage/gallery/news/591324/2413322より引用させていただきました

 

やっぱり同じ人間だから、相手も自分も同じような感情を持っているのだろうと期待も膨らんでくる。

それは3歳違いということで、年齢の差があまりないからなのか?

お2人はそれぞれの兵士の人物像をしっかりと掴んで演じられていたのだろうと思いました。

 

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↑ https://natalie.mu/stage/gallery/news/591324/2413323より引用させていただきました

「彼チーム」窪塚愛流×篠原悠伸

 

一言で言うと、

「令和の戦争を感じさせる現代の兵士2人。不思議なハーモニーが生まれていた!」

という感じでした。

 

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↑ https://natalie.mu/stage/gallery/news/591324/2413315より引用させていただきました

ちょっと想像とは違う仕上がりだったのがこちらのチームです。

演者がそのまま戦争に行ったような感じがより強かったと言えば伝わるだろうか…。

愛流君の若さが令和の若者を演じていると言うよりはそのまま、「戦場に送られてしまった現代の青年…」そんな感じに見え、妙に今に近い戦場のイメージが出ていました。

 

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↑ https://natalie.mu/stage/gallery/news/591324/2413318より引用させていただきました

 

悠伸はひと回り年上の兵士で、友人マイケルを殺した敵を恨み続けているため、より怒りの強さを感じさせます。

 

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↑  https://natalie.mu/stage/gallery/news/591324/2413319より引用させていただきました

その二人の兵士にはそこまで共通点は無いように感じるのは、性格も環境も年齢も全く違う二人だから…なのでしょうか?

 

それなのに不思議なくらい、まるでダンスバトルをしているかのような、ピアノとドラムのセッションをしてるかのようなリズミカルさを感じさせてくれました。

 

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↑ https://natalie.mu/stage/gallery/news/591324/2413317より引用させていただきました

「どちらのチームが好き?」と言われると全く答えが出て来ません!

 

それくらい全く違うものを観たような感じだったのです。

どちらも脚本は松尾スズキさんで演出はノゾエ征さんなので、面白いなって思います。

 

俳優さんでこんなにも変わってくるのか…。

 

それぞれが持つ4つの個性を、そのまま大事に演出されていたのだろうと思います。

とても面白い舞台の見方が出来た一日でした。

お互いに稽古の段階から、もう1つのチームの芝居をみていないそうです。

 

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↑ 稽古の終わりに毎回書いたそうです。パンフレットにも出ていました(^^;)

 

観てしまうと多少なりとも影響を受けてしまうことへの懸念なのでしょうか。

こうなってくると組み合わせを代えてしまうと、また全然違うものになるのかもしれない…。

それも観てみたいという欲求も(*´∇`*)

 

今日で感想については終わりにします。

 

娘の休みの都合がついたので、大阪公演も一度だけ観ようと旅行を兼ねて行ってこようと思います。

 

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↑ 色々な方にお世話になっているなとしみじみ…

 

お客様で雰囲気が全く変わるのが、生の舞台の面白いところなんですよね!

 

以前、大阪と仙台と東京での反応が全く違ったというのも経験したので、大阪公演も楽しみです(#^^#)

そちらの記事は舞台より、旅行中心で書いてみたいと思います!

長々と読んでいただきありがとうございました。m(__)m