またしても遅ればせながら昨年の映画のベスト5を書いてみようと思います。
↓ 宿泊を含めた旅行のベスト5とキャンプ場のベスト5はこちらです。
昨年は例年より観た本数は少なかったかもしれないなって思いましたが、映画館で観たものがやっぱりベストに入ってきました。
- またしても遅ればせながら昨年の映画のベスト5を書いてみようと思います。
- 5位 風が吹くとき
- 4位 ビヨンドユートピア
- 3位 ロボット・ドリームズ
- 2位 パーフェクトデイズ
- 1位 サウンド・オブ・フリーダム
- 去年に引き続き番外編ではありますが、息子が「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト」の一つの映画「明るいニュース」で主演させていただいたことも嬉しかったです。
5位 風が吹くとき
このテーマは不変です。
原爆の恐ろしさを暖かいアニメで表現しているところが何とも言えない残酷さを表現していました。
おじいちゃんとおばあちゃんの二人はずっと一緒にいて、そして日常に戻れると思えてしまうような会話と日常の中で、身体は汚染されていきます。
原爆は絶対にどんな理由があっても落とすべきではなかった!
↑ https://natalie.mu/eiga/news/578258より引用させていただきました
そして今後人類が生存している限り、絶対に落としてはいけないのです…。
ここまでその事を痛切に感じられる映画は無いと思います。
全ての国のトップはこの映画を見るべきです!!
4位 ビヨンドユートピア
これは脱北の映画でしたが、昨年はこういうドキュメンタリー風の映画を多く観たので心に残った映画もそういう映画が多かったです。
同じ東南アジアでも「タイ」だけは亡命できるけど、他の国は脱北者を北朝鮮に引き渡すことになっているというのも衝撃でした。
ベトナムを一昨年に旅をし、昨年はタイに行ったこともこの映画の印象をより強くしたのかもしれないと思います。
両国で感じたちょっとした違い…それが何だったのか…
↑ https://natalie.mu/eiga/gallery/news/556283/2171145より引用させていただきました
この映画の脱北家族の逃げるルートやその状況を観れば、その違いが分かるような気がしてきます。
脱北を助けてくれた牧師の強い想い、そして脱北が成功してもなお国のトップに「様」を付けて悪く言えないおばあさんの洗脳された表情。
私たちももっと自国の政策に目を向けて生きていかないといけないと思わせてくれる映画でもありました。
3位 ロボット・ドリームズ
会話も無いアニメーションなのにこんなにも心を動かされるものなのか…と感動した映画です。
私にとっては凄く懐かしい、あの時代のニューヨークを感じられて、心が掴まれました!
孤独だったドッグがロボットを購入し、組み立ててからは最強の友人になっていたのに…
鉄は錆びるもの…
そんな当たり前のことが、二人を引き離し、ドッグは再び孤独に陥る。
そしてドッグが選んだ結論は…私はドッグの気持ちが凄くわかったし、ロボットの気持ちも手に取るようにわかりました。
↑ ロボット・ドリームズ : フォトギャラリー 画像 - 映画.comより引用させていただきました
ナレーションや台詞がなくても、手に取るように主人公の気持ちがわかるアニメーションを創ることが出来ることにも感動しました。
凄く良く出来ている映画だと思います。
2位 パーフェクトデイズ
一人の初老のトイレ清掃員の人生が淡々と繰り広げられるだけなのに、その中で誰かによって小さな波が立つ。
それが彼の心を揺らし、笑ったり泣けてきたりする。
誰もが使わせていただいたことがあるであろう「公衆トイレ」をこんなにもロケに使用したことはないのではないでしょうか(笑)
役所広司さんの演技が光っていて大げさな演出もないのにこんなにも惹きこまれるのか…と感心しきりの映画でした。
↑ 『パーフェクト・デイズ』の静かなフレーム - 平凡な中に美を描く | CineDより引用させていただきました
既にVODでも観られるようなので、観ていない方は是非ご覧になってください。
お金をかけて大作映画を創るよりも、アパートと公衆トイレと行きつけの店だけで心を揺さぶってくれる映画は珍しいですね!
1位 サウンド・オブ・フリーダム
良い映画というよりは衝撃的な映画でした。
知っておくべきことがこの映画には詰め込まれていると思います。
小児性愛者が子供を売買しているだけでも衝撃的ですが、そこに潜入するだけでもこんなにも大変で命懸けというのも苦しくなりました。
↑ 映画『サウンド・オブ・フリーダム』公式サイトより引用させていただきました
子供が家族と共に健やかに育つことが何よりも大切で、現在日本でも行方不明になってしまっている子供が年間1000人を超えているとなると…。
その内の数パーセントは既に日本にいないのではないか?とすら思えてきます。
- 海外でも子供から目を離してはいけない…。
- ちょっとした瞬間に連れ去られることもある。
- 昔から拉致・監禁という犯罪も後を絶たない。
そして子供達を救い出すことは本当に大変で、助けられる確率はもの凄く少ないという事実。
多くの子供を持つお父さん、お母さんに観て欲しい映画です。
↑ しっかりと手を繋いで出かけてください!
送り迎えしないと…と思ってしまうかもしれませんが、送り迎えしてください!
後悔しても子供は戻ってこないと思って、送り迎えは出来る限りしてくださいm(__)m
去年に引き続き番外編ではありますが、息子が「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト」の一つの映画「明るいニュース」で主演させていただいたことも嬉しかったです。
4つの短編の一つでしたが、凄くイラつく役でしたが、それなりに演じていたような気もします。
なかなか観る機会がない映画でもあるので、映画館で観られて良かったです。
最近はTBSの「御上先生」にちょこっと先生役で出ておりますが、ここでも二人芝居で一緒だった窪塚愛流さんと共演させていただいているみたいで楽しかったのではないでしょうか。
また、バンド仲間のドラムの上川さんとも共演しているようで、私もドラマの内容がちょっと面白いので毎週観ています。
今年も沢山の映画を観たいと思います。