「行きたいトコロ!!」第21弾は南米のボリビアです!
本当に湖が美しい景色というのは、世界にも幾つかあると思うのですが、この「ウユニ塩湖」は特別だと思います。
標高3,700メートルというと富士山と同じぐらいの標高にあり、アンデス山脈に囲まれています。
↑ 塩の砂漠というイメージでしょうか…
湖の広さは日本で言えば、岐阜県とほぼ同じ大きさというから壮大ですよね!
アンデス山脈が海底から隆起した際に、大量の海水が山上に残ったために、この広大な塩湖が形成されたといわれています。
そもそもは海水の塩分がそのまま湖になったということなんですね(*´▽`*)
湖には高低差がほとんどないので、滑らかな表面が形成され、雨が降っても流れないので薄い膜になって空をも映し出すのであんなに綺麗な景色が鏡のように映し出されるのです。
その美しさは「天空の鏡」とも呼ばれ、神秘的な絶景で旅行者を迎えてくれるのです。
ウユニという都市から車で1時間ほどの所にあるので、まずはウユニを目指すことになります。
日本からだったら、まずはアメリカ経由で乗り継いでボリビアの「ラパス」に行きます。
↑ ラパスの街並みからアンデス山脈を見渡せます!
ラパスから飛行機で約1時間でウユニに到着です。
陸路だと12時間位かかっちゃうので、ここは一気に飛行機で行きましょう!
ウユニからは、
- 現地ツアー
- 日本から予約したツアー
- 4WDを借りる
などの方法でウユニ塩湖に向かうのが一般的です。
↑ ガツンと沈んでしまわないのかと心配になりませんか?(笑)
季節によって全く違う景色になるので、どちらを体験したいかで変わってきます。
- 鏡のような湖面を望むなら11月後半から3月(雨季)
- 塩の大地を楽しみたいなら4月から11月前半(乾季)
という感じで全く違うので、これはしっかり外さないよう注意しましょう。
天空の鏡を楽しむも良し、塩の大地を踏みしめるも良し、というところでしょう。
↑ 逆さ富士も負けてはいませんが…
トリックのような写真を撮りたい場合は乾季が適しているといいますが、本来の景色を楽しみたければ雨季かもしれないですね!
どちらかへ行ったら、もう一方も観たくなりそうで怖い(*´▽`*)
周辺には、
- インカ・ワシ島
- トゥヌバ火山
- 塩の精製所
- 列車の墓場
などがあり、ただただ湖だけを楽しむということではない観光も出来ちゃいます。
1.インカ・ワシ島
ウユニ塩湖の真ん中にある島で、無数のサボテンが林立しています。
インカ時代は塩の貿易の中心として栄えました。
頂上まで登って360度の景色を楽しめるので、絶景を味わえます。
↑ サボテンとリャマのいる景色なんてそうそう観れないよね(#^^#)
2.トゥヌバ火山
塩湖の北に位置する標高が5,000メートルを超える火山で、山腹にはミイラが眠る洞窟があります。
運が良ければ、麓でリャマやフラミンゴを観ることができます。
↑ フラミンゴって鳥の女王様というイメージです!
3.塩の精製所
乾季に大活躍の塩の精製所。
天日干しにされる「塩の小山」がこの時期には観ることができます。
↑ 自然の産物!塩も産業の1つなんですね!
4.列車の墓場
かつて近場で使われていた蒸気機関車と線路の残骸が荒野に放置されていて、その様子がまるで列車の墓場のように見えると言われています。
↑ まさに蒸気機関車の墓場と言える光景!
めずらしい宿泊所として「塩のホテル」も有名です。
ウユニ塩湖から切り出された塩のブロックで造られていて、壁や床はもちろんですが、ベットまで塩で造られた部屋もあるそうです。
このホテルはウユニ塩湖の最寄りにあるので、朝日や夕焼けなど24時間を楽しむには最適なホテルかもしれませんね(#^^#)
↑ 塩をレンガ状に固めて作られたホテルです
↑ https://www.eurasia.co.jp/attraction/feature/uyuni_specialより引用させていただきました
外観より中はとっても素敵!ランチだけでも入れます(#^^#)
標高が高いこともあって、一日でもかなりの寒暖差があるので持って行く服装には注意が必要です。
昼間は20度あったかと思えば、夜中にはー5度になったりもするようです。
また、高山病対策として
- 徐々に標高を上げて身体を慣らすこと
- 酸素ボンベを携帯すること
は必須になります。
23時ぐらいに出発する「星空ツアー」もあるようなので、これは現地で要チェックですね!
1つ残念なのが、日本であまりにも有名な「ウユニ塩湖」なので、日本人のツアー客が多い事だそうです。
そしてゴミもまた平気で捨てられている現状もあるそうです。
日本人が多いのにゴミ??
それって日本人が捨てているゴミも多いかもしれません。
↑ https://jiburi.com/urauyuni/より引用させていただきました
ウユニの街からも強風で塩湖の方までゴミが運ばれてしまっている現状もあります。
そして常に水不足が深刻な土地柄なのに、日本人観光客のマナーの悪さで水不足は更に深刻になってしまうと言います。
- 洗濯禁止なのに洗濯しちゃう
- 10分以上のシャワーは禁止なのに長々と入る
こんなんでは、「日本人立ち入り禁止の宿」が出てきてしまうのも仕方ない事だと思います。
トイレも少ないので、トイレが近い人にとっては結構大変かもしれませんね。
美しい景色を守るためには、ルールを守ることは当然のことです。
もし自分が20代だったとしたら、すぐにでも行きたい「ウユニ塩湖」ですが、この年齢になってしまうとちょっと苛酷な部分も多いので夢で終わってしまうかもしれません。
治安に関しても、悪いと言われている南米の中では良い方なのですが、そこはやっぱりボリビアなんで注意はすべきところだと思います。
女性の夜歩きなどは避けて、出来るだけ数人で行動するようにしましょうね!
マナーを守って旅をする。
世界中が美しい景観を保ってほしいのでとっても大切なことですね!
こんな素敵な景色があるボリビアの大自然をいつまでも味わえるために、旅行者みんなで気を付けていきたいですね(#^^#)
↑ http://sekaishinbun.net/2013/08/08/uyuni-photo/より引用させていただきました
宇宙を感じられるウユニ塩湖で素敵なトリックアート写真を撮ってみたいです~!