土曜日に以前から友人と約束していた「バンクシーって誰?展」に行ってきました。
天王洲の「寺田倉庫」で開催されたところもまた、バンクシーの展覧会らしいなって思いました!
↑ ピンクの看板が遠目でも目立ちました
彼ほど「倉庫」が似合うアーティストも珍しいかもしれませんね!
土曜日の午前中に入りましたが結構混んでいたので、時間をかけてゆっくり観て周りました。
写真は一部のみダメという感じだったので、沢山お届け出来てうれしいです。
- 今日はメインの絵
- 明日は隠れた工夫
をお届けしたいと思います。
「バンクシーってどういう人?」というのは大分世の中に知れ渡ってきているとは思いますが、ちょっとだけバンクシーについて書きたいと思います。
生まれについては良くわかりませんが、活動を始めたのは1990年でイギリス南西部のブリストルという田舎町です。
最初はグラフィティの活動をブリストルで始めたところがスタートだと言われています。
2002年にはロサンゼルスのギャラリーで個展を開催。
その後は予告なしの個展をロサンゼルスの「倉庫」を使用して開催するなど、今の形に近づいた活動を行っていました。
2009年にはロンドンの地下トンネルでストリートアートの祭典が行われ、そちらに参加しました。
↑ ブリストルの住宅街に描かれた「老婆」の絵です
当初は30万ポンド(4,100万円)だった家も、彼の絵が描かれたことで500万ポンド(6億8,000万)まで高騰したそうです。
だけどいたずら書きなどされたら終わりなので、私はこの値段を出す人はいないのでは?と思ったりしちゃいます(笑)
2013年にはニューヨークで「Better Out Than In」と題した活動を一ヶ月ほど続行させました。
これは1日に1点のストリートアートを公開し、バンクシー本人のSNSで告知しました。
2017年にパレスチナのベツレヘムに「The Walled Off Hotel」をオープンさせました。
「壁で隔てられたホテル」の意味で世界一眺めの悪いホテルとしてオープンし、現在も営業中です。
↑ ベツレヘムの壁に描かれた絵。題名は「Love is in the air」です!
2019年にはロンドン郊外のクロイドンにバンクシー初の公式ショップをオープンしましたが2週間の期間限定で、クローズ後にオンラインショップで購入するという斬新なものでした。
↑ これはオランダのMOCOミュージアムでも観ました!
↓ MOCOミュージアムの記事はこちら
↑ 最近の異常気象を風刺しているようです
オークションでも高い値段がついていることに対し、本人は「こんなガラクタにそんな髙い値をつける人間の気が知れない」とも言ったとか…。
うーん、そのご本人の感覚も少し理解できるかもしれません。
↑ フランスの難民キャンプで「スティーブ・ジョブス」を描いたバンクシー
この「バンクシーって誰?展」は実際に彼が描いた壁などをそのまんま持って来たような、映画セットを思わせる「没入型展覧会」になっています。
実際のスケール観が分かりやすく、擬似体験ではありながらも、ブリストルの街やニューヨークで観てるような感覚も得られます。
とても面白かったです(#^^#)
↑ SNS時代に、個人情報はダダ洩れだよ!という点を示唆しているのか…
↑ バンクシーの絵には「ネズミ」が多く描かれていますね!
写真をどんどん貼っていきますので、楽しんでいただけたらと思います。
↑ パレスチナの「ガザ」をそのまま再現しています。
ネコの絵はこの「ガザ」で描かれたものです。
この街並みにお客さんの女の子がちょこんと座っていたのですが、なんとなく絵になっていて、凄く可愛かった‥( *´艸`)
↑ 壁側の壁画も小物もとってもリアリティがあります
↑ 蚤の市とかで売られていた無名画家の作品に何かを足すことで別の意味を持つという絵画もありました。
コロナ渦に入ってから、記事で紹介した壁画もあります。
↑ コロナ渦にマスクしてる!と話題になった壁画です。
↓ そのニュースを記事にしたものはこちら
先日当選したTシャツの「風船と少女」の絵もあります。
↑ これを観ると、本当にバンクシーって凄いなって思います。
↓ Tシャツが当選した記事はこちら
↑ Tシャツの時にインスタに応募した絵の元ネタのようなこの少年の絵もありました。
↑ レ・ミゼラブルの風刺画。これも難民キャンプで描かれたものです。
右下のQRコードは次の動画に繋がっています。
これは難民問題に対するフランス政府に強いメッセージを届けたくてバンクシーが初の試みとしてQRコードを付与したものだと言われています。
バンクシーの見た目ってどんな人?
それは誰も見たことがないようです。
描くときはこんな姿で描いているという話ですが…サル??
↑ バンクシーさん、猿のマスクはお手製でしょうか?!
ランチは天王洲の川縁で、近くのインドカレーのお店「MAHALAYA」でランチを持ち帰りにしていただきました!
↑ 間口はとても狭いけど、奥に座れるスペースが見えます!
↑ ランチがとってもお得です!
晴れた空の下で、バンクシーの作品の話をしながらいただくランチは本当に最高でした(#^^#)
私は「チキンカレー」(500円・税込)、友人は今日のカレー「チキンとじゃがいものカレー」(500円・税込)でしたが、これはもうお値段以上の美味しさでした。
↑ シンプルでとっても美味しい!
ナンが折りたたんで銀紙に包まれていて、広げてみたら普通の大きさだったのには感動!(笑)
↑ ナンも銀紙のおかげで暖かく食べれました!
日差しの下での素敵なランチ!なんて贅沢なんだろうと思いました。
川を行き交う水上タクシーがきになりました!(笑)
きっと高そうなので、こんど調べて記事にしちゃおう!!うん!と思いました(^^;)
ここで、インド料理「MAHALAYA」について、
住所:品川区東品川2-2-28 小海ビル1F
電話:050-5592-9391
アクセス:東京モノレール・りんかい線の「天王洲アイル」駅から徒歩3分
営業時間:月~日・祝日 11:00~15:00(ランチ)
17:00~23:00(ディナー)
定休日:元旦など不定休
席数:20席
カード:可
電子マネー:不可
ランチの後は友人がスカイツリーにある「ソラマチ」に行きたいということだったので付き合って行ってきました。
夕飯もそちらで楽しみました。
一日が大忙しでかなり歩いた一日でしたが、翌日は休みという安堵感もあって、楽しい一日でした。
明日は、この展覧会の「隠れた工夫」という部分を記事にしたいと思います。
それを分けて記事にしたいほど、メインの絵以外の部分もとても充実した展覧会でした。
夕飯については明日の記事で!
良い天気の土曜日に天王洲に来れて本当に良かったです!!